2007年11月17日土曜日

裏板の荒削り(2007/11/17)

裏板の荒削りです。

エッジの部分は4mmにして、大体のアウトラインに従って、荒削りです。
エッジから10mm~15mm程度の所は、エッジの厚さに揃えます。

但し、C型したエッジの部分と、後でネックがつく部分は5mmにします。


ただただ、ひたすらに削るだけです。
アウトラインは、ゲージがあるのでそれを参考にして形を作ります。

2007年11月2日金曜日

弦楽器フェア

初めて、弦楽器フェアに行って来ました。

菊田さん、高橋さんを始め、コンクール入賞作品の現物が置いてありました。
見た目の感想としては、ニスが厚そうなのと、硬そうでした。
音は・・・?4日に奥村愛さんの演奏があるそうなので、覗きに行こうかと・・・

今日も演奏がありましたが、全体的に楽器が鳴っていない?という感じがしました。
どうなんでしょうねぇ?
弾き方なのかも知れませんが・・・


今日の買い物は、
本;「クレモーナにおける弦楽器制作の真髄」サイン本でした。定価から2割引いてくれました。
材料;表裏横板とネックのセットで15,000-
材料は完全に練習用です。
そういえば、ブロック材忘れた・・・

明日も学校です。

裏板(2007/10/27)

完璧にフラットにした表板と裏板でしたが、約1ヶ月経った所若干添っているようでした。
(裏板と表板をあわせてみたら判りました)

本体(こちらも当然フラット?)にあわせて、若干の修正。
四苦八苦していたら、先生に本体側を修正されました。
押して駄目なら、引いてみなってことですね。

両方がぴったりあった所で、型取り。
ワッシャーを使って線を引いていきます。
本当は「2mm」にするのですが、2.5mmほどワッシャーの幅があります。
引いた線より少し小さめに仕上げてくださいとの事でした。
うぅん、後がつらいなぁ・・・・


引いた線に沿って、とりあえず鋸で切り出し。
この時点では、未だ仕上げていません。
本当に線にあわせて仕上げるのは、板を薄く削ってからだそうです。
理由は、薄い方がやりやすいでしょ?との事でした。(そりゃそうだ!)
で、ガシガシ削ってます。
半分まで行かない段階で、時間切れでした。
この段階で、削りすぎたかもしれない箇所があります。

使っているバイオリン

24年前に買って貰ったバイオリン。
本体にラベルはなく、領収書だけが出所を証明する唯一のものです。

新作(?)で入手し、音を作ってきたので愛着があります。


まじまじと見た所、全体的に汚くなってきています。
一応クリーナで磨きましたが、しみこんだ手垢がとれません。
それどころか、ニス禿げてます。
(フラジオのやりすぎかな)
バイオリンの修理も習って、綺麗にしてあげたいところですね。
楽器屋で聞いたら、お預かりしてクリーニングします、という事でした。

スクロールもよく見るともさっとしてますね。
でも音は、女性的で繊細な感じです。
肩当を使わないので、見事に禿げてます。
元々、ニスもマットな仕上げでした。

これが唯一の書類?

今、使っている弓です。
一応「H.R.PFRETZSCHNER」の刻印が打ってあります。
24年前に購入し(してもらい)、当時で6万円位だったかと・・・?
軽くて、私は好きです。
高級弓を使ったことがないので、比較のしようがないのですが・・・
こちらはヤマハのカーボン弓。
弓の張替え時用と最初から割り切っていたので、一番安価のcBB101。
これだけ使っていると、以外と良いです。
お店で同じ価格帯のほかのカーボン弓と引き比べしましたが、振り回すのはこちらの方が良かったです。
上の弓と比べると、重いし、硬いです。
何故か8角形ですが、個人的には角弓のデザインが好みなので・・・



スクロールの続き・・・・(2007/10/13)

後で記録しようかと思っていたら、月が変わってしまってます・・・
ここ2週間ハードだったもんなぁ・・・(愚痴でした)

先生からスクロールは駄目だしされてしまいました。
普段からあんまりスクロールだけ見ている訳でもなかったので、出来が平面過ぎるそうです。
もっと、ダイナミックに作れとのことですが、なかなかイメージがつかないのねぇ・・・

それと、先生の作り方は、鑿のみでスクロールを仕上げるやり方みたいです。
杢の入り方でどうしても途中で鑿がひっかかる場所があり、難しすぎでした。

と、いうことでスクレパーも使って作る方法に切り替え。
エッジ部分も斜めにするということで・・・
斜めにとると、シルエットが微妙に崩れている箇所を修正できることを発見。
(元のシルエットがガタガタ過ぎるとどうしようもないけれど)


未だ、表面の仕上げが甘いです。
まだまだまだまだ手がかかります。