2008年12月15日月曜日

ひとまず完成(2008/12/06)

ニス塗りも終わり、完成しました。

【やった事】
(1)ニス塗り
3回塗りです。
(2)駒の交換
オーベルトから変えました。
駒の位置も微調整しました。
(3)ナット調整
エボニー(黒檀)を削ると真っ黒に汚れるのでニス塗りが終わるまで保留していたのを手をつけました。
弦が緩やかに曲がるようにするのが重要です。



【弾いてみて】
駒のせいか、高音域がやかましい位鳴っています。
バイオリンらしくて良いのですが、全体的に音が硬いので、演奏者はうるさいかも?

【感想など】
平日の生徒さんと話していて面白かったのは、「オールド仕上げのバイオリンの方が偉そう」に見えるらしい。
彼は製品として正しい楽器を作っているので美しいのですが、私のは偽装工作により痘痕もエクボに化けています。
要するに、ズルいらしい…

2008年10月18日土曜日

弓の張替え(2008/10/11)

某楽器屋さんで弓の張替えを教えてもらいました。

クラスメイトに授業が休みのタイミングで、弓の張り替えを習いにいかないか?と誘われ、行ってきました。
相模大野にある某弦楽器屋さんで、お仕事の最中に教えていただきました。

3時間で二人習うというのを想定していたのですが、私一人でまるまる3時間使い切ってしまいました。
その後のお話では、クラスメイトの方は一人で後日、習いに行ったそうですが、やはり大変だったそうです。


【手順としては】
まずは、古い毛の取り外しです。
 (1)リングをやっとこ等で取り外す
 (2)フロッグを抜く
 (3)フロッグ側の楔を外す
 (4)フロッグ側から古い毛を外す
 (5)トップ側の楔を外す
 (6)トップ側から古い毛を外す
ここまでは、簡単ですが、リングを外す際に、力を入れ過ぎてリングをつぶさないように注意が必要です。
ここからは、新しい毛の取り付けです。
 (7)新しい毛を適量用意し
 (8)毛の片側を糸で結んで、接着し
 (9)結んだ側を、弓のトップに差し込み
 (10)新しい楔を作って固定する
 (11)毛に水をつけて、櫛でとかし
 (12)反対側をフロックに差し込み
 (13)新しい楔を作って固定する
このときに、毛をベタベタ触らない事がポイントです。


【実際にやってみて】
作業内容はとてもシンプルなのですが、楔を丁度良い大きさに作るのが、大変です。
これは、数をこなさないと、上手くならないですね。


【工具や材料】
(A) 使用工具
 平鑿  :楔を作るのに使用
 くじり  :楔を外すのに使用(くじりである必要は何もなく、針状のものなら何でも良いかと・・・)
 はさみ :毛を切るのに使用
 接着剤 :瞬間接着剤でした
 やっとこ:ペンチでも良さそうですが、挟みやすいように溝が掘ってありました
 櫛   :毛をすくのに使用
 水   :きれいなものを・・・
(B)材料
 ブロック材:楽器を作るときに余った材料で十分
 毛    :必需品です


【その他】
バイオリンの場合には、弓が弦に対して斜めにあてて弾く場合が多いため、好みに応じて左右のバランスを崩してあげるのも良いそうです。
バランスの崩し具合は・・・・これは奏者との相談ですね。

2008年9月8日月曜日

弾き比べ(2008/9/7)

出来たばかりのホワイトバイオリンと、四半世紀つきあっているバイオリンとの弾き比べをしてみました。

音色の系統は似たような感じだけれども、ホワイトバイオリンは若干華やかな感じ。
もう一台は、おちついた感じでした。

例えて言うなら・・・・
四半世紀 :本妻
できたて :愛人


2008年9月6日土曜日

ホワイトバイオリン完成(2008/9/6)

作り始めから1年以上かかって、ホワイトバイオリンが完成(?)しました。
でも、日数的には、50日弱なんですね・・・


音を出しての感想としては、高音が出やすい感じです。
か細い感じではなかったですね・・・
ディマさん曰く、f字孔がちょっと小さいかもとの事でした。
(どうやらうまく出ていない音域があるようです)


今日やった事はというと・・・
(1)サドルの仕上げ
富士山のように末広がりにします。
高さは、2.5mmです。
富士山のように高くすると、倒れてしまうそうです。
黒檀を削ると、真っ黒になるので仕上げは先送りです。
(2)ペグの荒削り
ペグシェーパーで削ります。
ペグボックスから1cm程度飛び出る感じにします。
削るまえに、首の部分にナイフで切れ込みを入れておかないと、割れます。
黒檀は固くて、割れやすいのが難点ですね。
4本やったら指の皮がむけました・・・・

(3)ペグボックスの仕上げ
ナットより前の部分を削り落します。
ディマさんがやってくれました。
(写真はとってません)

(5)ペグの穴あけ
ペグを差し込んでみて、真ん中に開けます。
左右にずらさないのは意外でした。
ペグの穴あけの時に、ペグの固定に苦労しますので、道具もあわせて作りましょう。
適当な木材に、ペグがささる穴をあけて、一部を切り取っておきます。
まぁそれだけですが・・・・

それから、ペグに穴を開けるのは、ハンドドリルでやると刃を折ります。
電動ドリルでやりましょう!
A線用のペグに刃がささったまま折れました・・・・
(そのまま刺さってます)

(6)エンドピン用の穴とエンドピン
ボトム側のど真ん中に、まっすぐに開けます。

まずは、5mm位の穴を開け。 エンドピンとあわせながら、ぴっちりとはまるように調整します。
エンドピンはペグシェーパーで削り、エンドピン用の穴はペグリーマーで調整します。


エンドピンってただ刺さっているだけだったんですね。

(7)魂柱たて
箱の大きさを測ってから、魂柱を切り出します。
今回は57mmからスタート。
立ててみて、覗いてみて、削ってみて、また立ててみて・・・・
最後はディマさんに立ててもらいました。
お陰で、箱の中の魂柱を出すのは上手くなりました。


【残りの作業】
着色以外に残っている作業としては、こんなもんです。
(A)ナットの調整
とりあえず、弾けるようになっているだけです。
まだ、削ったりする調整が必要です。
(B)駒の調整
これも荒削りのままです。
厚みの調整とかを全然していません。
(C)サドルの仕上げ
先送り中。

次回は恐らく、下塗りからです。
乾くのを待っている間、これらをやろうと思います。

2008年8月24日日曜日

ネックと細々した部分(2008/8/24)

昨日に引き続き、授業です。
所謂、補習って奴です。
実は、成績が悪くて・・・・というのではなく、単に授業のスケジュールの都合です。

昨日は、ネックをつけておしまいでしたので、その続きです。


ネックのボタン部分です。
半径12mmです。
まずは、丸のみでガシガシと削ります。
これが意外と肩が凝るんだよねぇ・・・・

これが、サドルです。
サイズは、幅36mm、厚み7~8mm程度に切り出した黒檀をくっつけます。
何故か、ボンドでとめました。
(まぁ外す事もないかねぇ・・・)


こっちはナットです。
こっちも黒檀です。
例により、直角にしてからくっつけます。
こちらもまた、ボンドでした。

後は、適当に鑿で削ってから、鑢がけです。
最後は紙やすりでした。
本当はネックの太さや長さのテンプレートがあるのですが、何故か分数用しか見当たらなかったので、感覚だけで仕上げてあります。
とりあえず、指板もついているので、バイオリンを弾くように構えて、違和感がないレベルまでになっています。




2008年8月23日土曜日

ネックの取り付け(2008/8/23)

いよいよ、ネックがボディにくっつきます。

最初は、こんなに隙間がありました。
この状態から、調整するのではなく、いったん基準となる他の部分を作ります。
コマです。
基準となれば良いので、まぁ適当です。
但し、足の部分は、きっちりとボディに合わせます。
ちょっとまだ足が長すぎるような気もしないでもないですが・・・・


で、駒をつけて、ネックを除いてみると・・・・

右曲りでした・・・・

指板の部分とかの高さなども直しながら・・・・

接着!



【寸法】
指板の後ろ側での高さ
約19mm

2008年8月9日土曜日

ネック取り付け部分の作成(2008/8/9)

割と、淡々と作業をします。

ネックに指板を付けます。
これは膠付ですね。

指板側に、専用のあて板(後で作らなくては・・・)をあてて、クランプで締めます。

膠が乾いてパーツとしてできたところ。

ボディ側は、せっかくつくった処にひと思いに鑿をいれて、接合部分を作ります。
気持ち、右(E線側)に傾けてつけるのが流行りだそうです。

ボタンのサイズが半径12mmなので、それ以上にならないように・・・・
(削りすぎないように作業しましょう)

2008年8月2日土曜日

ネックと指板(2008/8/2)

放置してあった指板と、ネックです。

まずは、ネックの指板が付く部分をフラットにします。
(いつでも基本は、フラットと直角)

ネックの付け根と、ボタン(裏板側)が直角になるようにしておきます。
(基本、基本!)

これは、後からメンテナンスする時の小細工。
指板の裏側に、溝を掘っておきます。
こうすると、修理とかの際に、指板を外す必要が出てきたときに便利なんだそうです。
ここにお湯を流し込んで、膠を剥がすのです。



【寸法】
ネックのがボディから飛び出ている長さ
130mm~131mm。
弦の長さにも影響するので、あまり変えられませんね。
裏板から表板の間隔
ネック側は30mm~31mm。
表板から指板の下側までの間隔
6mm~7mm。

寸法は、図面を書いておく必要がありそうですね。

2008年7月26日土曜日

パフリングの仕上げ(2008/7/26)

今日は、パフリングを仕上げます。


前回、膠付までおわっていたパフリングです。
(膠付の写真は、時間との勝負なので撮れません)

出っ張っている部分を鑿で削ります。
面一になるように、削ります。
ただそれだけです。

膠が多量にはみ出ていると、やっぱりやり難いです・・・
こうやって見ると、接合部分がもう少し尖っていた方がカッコ良かったかも・・・

2008年7月19日土曜日

パフリングの接合部分(2008/7/19)

パフリングの合わせ目です。

パフリング自体を楔状にして、合わせます。
ちょっと角度が悪くて、盛り上がってますね。
この部分は、ネックが付く部分に持ってきます。
そうすると・・・失敗していても大丈夫!


こっちは、横から見た感じです。
1mm位、飛び出ています。

飛び出ている部分は、後で削ります。
パフリングを嵌める前に、パフリングの内側になる側を、ちょっと面取りしておくと楽です。


パフリングも膠付です。
薄いヘラみたいなもので、溝に膠を入れたら、素早くパフリングを入れます。
溝の奥まで入るように、金槌で叩き込みます。
固定のしようもないので、叩き込んだら乾くのを待つのみ。

2008年7月12日土曜日

パフリング曲げ(2008/7/12)

パフリングを合わせてみます。

先週切った溝に、パフリングを嵌め込んでいきます。
Cの部分を最初にいれて、回りを後から入れます。
後からいれる部分の方を長くするのが、ポイントです。

これが、以外と大変でした。
パフリング自体を曲げてから入れるのですが、曲げる時に、パフリングが3枚におろしたようにバラバラになります。
熱を加えると、剥がれ易いらしいのです・・・
熱を加えないで曲げると・・・・折れます。
はめ込む時に、ガシガシやっていると・・・・折れる、剥がれる・・・・
悪態をつきながらやってました。



で、とりあえず癖を付けるためにもはめ込んでおいてあるのが、これです。

良く見るとわかりますが、尖がっている部分が接合部です。
合わさった部分の、模様も奇麗に合うようにしなければいけません。
(カッコ悪いからね)

これは、おまけで、f字孔からラベルを見たところ・・・
何となく撮影しました。

2008年7月5日土曜日

溝掘り(2008/7/5)

バイオリンの淵に、二重の線が入っているのを知っていますか?
これ、パフリングと呼ばれています。
あれは、模様じゃないんですよ。
両面が黒くて、真ん中が白っぽいべニア合板みたいなものが、埋め込まれてます。

そうです、埋め込んであるんです。
聞いたところによると、補強の意味合いもあるらしいです。

と、いうことで、今回は溝掘りです。
パフリングカッターという道具があるんですが、それで溝を切っていきます。
溝を切ったら、パフリングピッカーという道具で、溝の中に残っている木を掻き出すように切っていきます。
ただそれだけです。

裏板の写真ですが、裏板は固かった・・・
表板は、木目とそれ以外の部分の固さが違いすぎるのでこれまた苦労します。

2008年6月7日土曜日

開通!! (2008/6/7)

開通しました~!

本来、バイオリンのネックにはこんな所に穴は開いていません。
要するに、削りすぎです。
ペグボックス側も深くしすぎたし・・・・溝も深めになってるし・・・・
と、いうことで、せっかく開通したのですが、塞ぎます。

ちなみに、工事途中の反対側も、光に透かして見ると・・・・
もう、削れません。



【修理方針】
あて板をして、誤魔化す。

あて板がはまり易くする為に、四角く切り取ります。
あて板も、これ(↑)にあわせて削ります。

で、ボンドで固定。
2度と剥がすこともないので、ボンドです。
というか、剥がれてもらっては困ります。

気を取り直して、削りなおし。
一見、判らなくなりました。
めでたしめでたし。

2008年5月31日土曜日

ネックの溝掘り(2008/5/31)

ネックの溝掘りです。

トップの部分から始めて、表側は道具の入る限界まで。
反対側は、ゴールがあるのでそこまで。
カーブが出っ張っている部分はナイフ、窪んでいる部分は鑿でやってくださいとの事でした。


これは、ペグボックス側の限界を削りだしたところ。
ここが削られると、さらに奥が削れるようになります。

こっちはここまでね。


そういえば、溝をあんまり深くしないようにと注意を受けました。

2008年5月24日土曜日

ペグボックス(2008/5/24)

ネックにペグボックスを作ります。

(1)まずは、ドリルで穴をあける
これはボックスを掘りやすくするための作業ですので、貫通させないように適当に・・・
(なんで写真がないんだろう)
(2)鑿で四角く掘り下げる
左右は5mm位。
底の部分も5mm位。
ペグから底までは2mm程度開いていればOK。
(3)途中でペグ穴を基準となるペグをつっこんで修正


後は、内側をスムーズに仕上げます。


この日はこの後、家族旅行で伊豆に行きました。
温泉に入って、飲んだくれて~

2008年5月17日土曜日

バスバーの仕上げと、表板の接着(2008/5/17)

先日はりつけた、バスバーを仕上げます。
「星の王子様」に出てくる、象をのみこんだ蛇みたいな感じです。(っておい)


要するに、こんな感じ。
テンプレートを作れば良いのかもしれませんが、表板の形が異なると使えないしなぁ・・・
物の本等に、基準値が書いてあるので、まぁそれを参考にしながら作るしかないですかね。


これがボトム側(ちょっとピンぼけ)
これが真ん中。
これがトップ側。
バスバーを合わせるのに使ったチョークの後が少し残ってますね。



バスバーも仕上がった所で、表板を付けます。

これ以降は、もう箱を開けることはありません。
(修理するとか、剥がれた時位です)



【f字孔の続き】
どこにも記録がなかったので、いきなりですが、f字孔について少々補足を・・・

切り抜いた後、表板のf字孔の外側部分を5mm程度削り取ります。
理由は・・・知りません。(そういえば聞かなかったなぁ)
タイミング的には、表板をスムーズにした後なので、そのままでは削りましたという跡が目立ち過ぎます。
鑿とスクレーパーでバランスを取ってあげます。

理由は後で教えてもらおうっと。

2008年5月10日土曜日

ラベル貼りとバスバー接着(2008/5/10)

先日、作成したラベルを貼り付けます。
膠で貼り付けるので、ラベルが耐水性がないといけません。

こんな風に、表側からも膠をしっかりと染み込ませます。

ちょっとラベル自体が大きかったようで、ギリギリまで切り詰めます。
ちなみに、紙の材質は中性紙です。
私は、和紙にしました。


バスバーを接着しています。
ぴったりと合うようにして、貼り付けるのがポイントといえばポイントですが・・・
取り付け場所が、とくにマーキングしてあるわけでもなく、膠で手をベタベタにしながら、場所を探ります。
位置関係は、胴体の大きさにあわせて斜めにします。
(文章では表しにくいなぁ・・・)

2008年5月4日日曜日

表板がほぼ終わり・・・(2008/5/3)

やっとのことで、表板の厚みだしが終わり、先送りしていたf字孔の修正を少々・・・

左右のバランスを見ながら削っていたつもりだったが、下側の孔のとんがった部分が少々尖りすぎ。
ナイフで削ったら・・・

割れました。
又、修正です。



厚みだし自体は、前回パンチャーで印を付けたところまで、スクレパーで削りOKでしょうと、測ってみると・・・
4mmもある。


2週間前から中断していたので、すっかり忘れていたが、前回の印は削り過ぎないように余裕を持ってつけたんだった・・・・
初めは、スクレパーの目立てをして、ガシガシやり始めたのだが、埒が明かない。(まぁ当然だわな)

結局は、パンチャーで3mmを測り直し、鉋がけしてからスクレパーで整えました。
(急がば回れということで・・・)


次は、バスバーです。
(1)材料を6mm厚にしてといわれて、鉋がけです。
 ここら辺は慣れたものと思ったのですが、材料が固定できません。
 クランプをつっかえ棒にして、適当に鉋がけです。
 初めに、片側をかけて、平面出しをします。(基本!基本!)
 次に、けびきで6mmをマーキング。当然、両サイドマーキング。(基本!基本!)
 最後に、マーキングまで鉋がけ(基本!基本!)
(2)次は、長さが265mmになるように切断です。
 迷わず、和鋸を手にしていました。
 やっぱり日本人だし、日本製の両刃鋸が一番性にあってます。
(3)バスバーの位置決め
 f字孔から内側に1.5mm位。
 表板の端から、同じ距離の部分。(物差しで計りながらです)
 若干、末広がりに位置を決めて、マーキング。(弦と平行な感じ)
(4)バスバーに表板との接合面の輪郭を引く
 バスバーを表板に合わせて、指先で表板から一定の距離になるように線を引きます。
 (物の本では、ワッシャーみたいなもので正確に測っていましたが、どうせ現物あわせだし、このテクニックを取得した方が効率的です)
(5)表板に合わせて削る
 削っては合わせ、合わせては削る。
 繰り返しです・・・
 先生曰く「難しいよ」です。確かにその通りで・・・


バスバーは荒削りした所で、先生が「ゴミ!」と叫んで捨ててました。
どうやら、木目の向きが悪いらしい・・・
ゴミは私の練習台になりましたが、1時間半やってもなかなか合いません。
結局、材料を持って帰って、宿題と化しました。

来週は、バスバーの接着まで漕ぎ着けたい所ですなぁ

片方は練習台です。