2008年7月26日土曜日

パフリングの仕上げ(2008/7/26)

今日は、パフリングを仕上げます。


前回、膠付までおわっていたパフリングです。
(膠付の写真は、時間との勝負なので撮れません)

出っ張っている部分を鑿で削ります。
面一になるように、削ります。
ただそれだけです。

膠が多量にはみ出ていると、やっぱりやり難いです・・・
こうやって見ると、接合部分がもう少し尖っていた方がカッコ良かったかも・・・

2008年7月19日土曜日

パフリングの接合部分(2008/7/19)

パフリングの合わせ目です。

パフリング自体を楔状にして、合わせます。
ちょっと角度が悪くて、盛り上がってますね。
この部分は、ネックが付く部分に持ってきます。
そうすると・・・失敗していても大丈夫!


こっちは、横から見た感じです。
1mm位、飛び出ています。

飛び出ている部分は、後で削ります。
パフリングを嵌める前に、パフリングの内側になる側を、ちょっと面取りしておくと楽です。


パフリングも膠付です。
薄いヘラみたいなもので、溝に膠を入れたら、素早くパフリングを入れます。
溝の奥まで入るように、金槌で叩き込みます。
固定のしようもないので、叩き込んだら乾くのを待つのみ。

2008年7月12日土曜日

パフリング曲げ(2008/7/12)

パフリングを合わせてみます。

先週切った溝に、パフリングを嵌め込んでいきます。
Cの部分を最初にいれて、回りを後から入れます。
後からいれる部分の方を長くするのが、ポイントです。

これが、以外と大変でした。
パフリング自体を曲げてから入れるのですが、曲げる時に、パフリングが3枚におろしたようにバラバラになります。
熱を加えると、剥がれ易いらしいのです・・・
熱を加えないで曲げると・・・・折れます。
はめ込む時に、ガシガシやっていると・・・・折れる、剥がれる・・・・
悪態をつきながらやってました。



で、とりあえず癖を付けるためにもはめ込んでおいてあるのが、これです。

良く見るとわかりますが、尖がっている部分が接合部です。
合わさった部分の、模様も奇麗に合うようにしなければいけません。
(カッコ悪いからね)

これは、おまけで、f字孔からラベルを見たところ・・・
何となく撮影しました。

2008年7月5日土曜日

溝掘り(2008/7/5)

バイオリンの淵に、二重の線が入っているのを知っていますか?
これ、パフリングと呼ばれています。
あれは、模様じゃないんですよ。
両面が黒くて、真ん中が白っぽいべニア合板みたいなものが、埋め込まれてます。

そうです、埋め込んであるんです。
聞いたところによると、補強の意味合いもあるらしいです。

と、いうことで、今回は溝掘りです。
パフリングカッターという道具があるんですが、それで溝を切っていきます。
溝を切ったら、パフリングピッカーという道具で、溝の中に残っている木を掻き出すように切っていきます。
ただそれだけです。

裏板の写真ですが、裏板は固かった・・・
表板は、木目とそれ以外の部分の固さが違いすぎるのでこれまた苦労します。