2008年8月24日日曜日

ネックと細々した部分(2008/8/24)

昨日に引き続き、授業です。
所謂、補習って奴です。
実は、成績が悪くて・・・・というのではなく、単に授業のスケジュールの都合です。

昨日は、ネックをつけておしまいでしたので、その続きです。


ネックのボタン部分です。
半径12mmです。
まずは、丸のみでガシガシと削ります。
これが意外と肩が凝るんだよねぇ・・・・

これが、サドルです。
サイズは、幅36mm、厚み7~8mm程度に切り出した黒檀をくっつけます。
何故か、ボンドでとめました。
(まぁ外す事もないかねぇ・・・)


こっちはナットです。
こっちも黒檀です。
例により、直角にしてからくっつけます。
こちらもまた、ボンドでした。

後は、適当に鑿で削ってから、鑢がけです。
最後は紙やすりでした。
本当はネックの太さや長さのテンプレートがあるのですが、何故か分数用しか見当たらなかったので、感覚だけで仕上げてあります。
とりあえず、指板もついているので、バイオリンを弾くように構えて、違和感がないレベルまでになっています。




2008年8月23日土曜日

ネックの取り付け(2008/8/23)

いよいよ、ネックがボディにくっつきます。

最初は、こんなに隙間がありました。
この状態から、調整するのではなく、いったん基準となる他の部分を作ります。
コマです。
基準となれば良いので、まぁ適当です。
但し、足の部分は、きっちりとボディに合わせます。
ちょっとまだ足が長すぎるような気もしないでもないですが・・・・


で、駒をつけて、ネックを除いてみると・・・・

右曲りでした・・・・

指板の部分とかの高さなども直しながら・・・・

接着!



【寸法】
指板の後ろ側での高さ
約19mm

2008年8月9日土曜日

ネック取り付け部分の作成(2008/8/9)

割と、淡々と作業をします。

ネックに指板を付けます。
これは膠付ですね。

指板側に、専用のあて板(後で作らなくては・・・)をあてて、クランプで締めます。

膠が乾いてパーツとしてできたところ。

ボディ側は、せっかくつくった処にひと思いに鑿をいれて、接合部分を作ります。
気持ち、右(E線側)に傾けてつけるのが流行りだそうです。

ボタンのサイズが半径12mmなので、それ以上にならないように・・・・
(削りすぎないように作業しましょう)

2008年8月2日土曜日

ネックと指板(2008/8/2)

放置してあった指板と、ネックです。

まずは、ネックの指板が付く部分をフラットにします。
(いつでも基本は、フラットと直角)

ネックの付け根と、ボタン(裏板側)が直角になるようにしておきます。
(基本、基本!)

これは、後からメンテナンスする時の小細工。
指板の裏側に、溝を掘っておきます。
こうすると、修理とかの際に、指板を外す必要が出てきたときに便利なんだそうです。
ここにお湯を流し込んで、膠を剥がすのです。



【寸法】
ネックのがボディから飛び出ている長さ
130mm~131mm。
弦の長さにも影響するので、あまり変えられませんね。
裏板から表板の間隔
ネック側は30mm~31mm。
表板から指板の下側までの間隔
6mm~7mm。

寸法は、図面を書いておく必要がありそうですね。