2009年3月28日土曜日

スクロール用テンプレート(2009/3/28)

これから暫くは、(飽きない限り)スクロールづくりです。

スクロールを削り始める前に、せっかくなので、テンプレートを作っていきます。
これがあれば、次回から、スクロールのデザインが楽になるのです。

このお魚さんみたいのが、そうです。

一番端が、26mmです。
一番細い所が、11mmです。

後は、適当にバランスをとるだけです。

台形なのは、ペグボックス側です。
こちらは、25mmですね。

材料は、薄くて、柔らかくて、向こうが透けて見えるのが楽だと思います。


ネック自体は・・・
鉋がけしていきます。

とりあえず、フラットな部分だけ仕上げました。

ディマさんの好みで、ネックはスクレパーやヤスリを使わずに、鑿と鉋だけで仕上げます。
刃物の切れ味で、できが左右されます。

ヤスリを使わないと、綺麗な仕上がりにはならないのですが、ニスを塗ったときに味のある仕上がりになります。
感化されたのかも知れませんが、この作り方が好きです。

2009年3月22日日曜日

補習(2009/3/22)

昨日に引き続き、今日も、授業です。

出来が悪いので、補修です・・・
と、いう訳ではなく、授業の回数の都合で、2日連チャンです。

自宅でシコシコト作っていた、ネック用のテンプレートを使ってネックを切り出します。
1台目でスクロールが左右でずれてしまったのは、左右でテンプレートがずれた状態で印をつけてしまったからなので、その点は十分注意をしてマーキングをします。

マーキングができたら、バンドソーで切りだしました。
(やはり電動工具の威力が偉大です・・・・あっという間でした)

ここまでできたら、ペグ用の下穴を開けます。

ここで、開けておかないと、せっかくつけた印が削り落されてしまうのと、左右のずれを認識するためです。
ペグ穴は、片側から一気にあけるのではなく、トンネルのように真ん中で出会う感じで左右からそれぞれ半分ずつ開けます。

その結果は・・・・今回は、ぴったり合いました。


この後は、鋸で大まかに切り出した後、鉋と鑿でスクロールを作っていきます。
少々、勢いあまって鋸でスクロール部分に切れ目を入れてしまいました・・・
後々どんなふうになるのやら・・・?

2009年3月14日土曜日

表板の面だしと指板用部材の切り出し(2009/3/14)

先週(3/7)膠付した表板もバッチリくっついたので、面を出します。
やはり、表板は柔らかいので楽です。

今回は、ちょっとだけ知恵が付いているので、鉋をかける前に、はみ出した膠を鑿で削ってからやりました。
膠は固いので、鉋がけの敵です。


表板がだいたいできたところで、今度は指板用の材料の調達です。

これは裏板から切り出します。

寸法的に充分な幅がなかったので、厚みを生かして調達です。
調達だなんて書いてますが、なんてことはなく、鋸で切っただけです。

脇に転がっているのが、指板の材料になります。

2009年3月7日土曜日

表板の接ぎ(2009/3/7)

表板の接ぎ合わせと、内型の穴あけ


表板の接ぎ合わせです。

2回目なので、スムーズに・・・と思ったのですが、やはり経験不足は否めません。

(経験不足1:どうしても、接合面が出ない・・・)
どうやっても、接合面が上手く平らにできない・・・
四苦八苦していたら、鉋が平らではありませんでした・・・
※人の道具は信じるのはやめましょう!

(経験不足2:微妙な隙間があるような?ないような?)
表板同士を、すり合わせて調整。
※こんな技があっただなんて・・・

(経験不足3:膠付)
膠を塗ったら、表板同士をネチャネチャとすり合わせてました。
※知らないとできないよねぇ・・・


と、いう具合で無事くっつきました。
後は、暫く放置です。


これにて、今日の作業はお終い!

ということはなく、他の作業を少々・・・


並行して作成用に作っていた内型の穴あけです。
今度は、丸い穴をあけました。
自分の電動ドリルがお亡くなりになったので、学校のドリルを借ります。
19mmの穴にしてみました。

脇に写っているのは、バロック用ネックのテンプレートです。
このときは、ポリプロピレンで作っていますが、ポリプロピレンはやすりがけをすると、ササクレます。
後で、アルミ板に変えました。