2009年7月25日土曜日

音と比率、そして裏板(2009/7/25)

今回の座学は、音についてです。


えぇと・・・
説明が面倒なので思いっきり割愛します。

要するに、弦の長さに対する音の位置(?っていったらいいのかな)でした。
同じ度数でも、比率が2種類あるのは、長調・短調の違いです。



【今日の裏板】

今回は、写真はありません・・・・
でも、一所懸命削っています・・・

2009年7月18日土曜日

ガット弦の種類と裏板の続き・・・(2009/7/18)

今日は、ガット弦の種類を教わりました。

モダン用のガット弦に何か巻いてある弦は使った事がありますが、無垢(?)のものは見るのも・触るのも初めてです。

ガット弦というと、筒に入っているイメージがありますが、モダン弦と同じように袋に入っています。
E線でガットがあるのには、少々驚きました。

袋を見ていると、何やら見慣れない文字が書き込まれています。
HTとかHRとか書いてあります。

何だこれ?と思っていたら、座学が始まりました。


【ガット弦の種類】

ガット弦には、LT、HT、HRというのがあるそうです。
(LTは見れなかったので・・・・多分あるのでしょう)


【LT】
LTというのは、Low Twistの略だそうです。
比較的、ゆるく巻いてあります。
ゆるく巻いてあるので、表面はあまり凸凹していないのですが、伸び易いそうです。

【HT】
HTというのは、High Twistの略だそうです。
きつく巻いてあります。
きつく巻いてあるので、固く・凸凹だそうです。

【HR】
HRは・・・Half Rectifiedの略だそうで・・・
これは、巻きとは関係ありません。
巻き自体はきついのですが、凸凹部分を削って滑らかにしたものです。
しかし、あまり削りすぎると、材料自体が穴ぼこだらけで強度がなくなるので、適当なところで終わらせたものだそうです。

※イメージがどうやってもアップロードできないので、言葉だけで・・・





【今日の裏板】

だんだん、ついで仕事みたいになってきていますが・・・実は、裏板の方が時間も体力も割いています。

溝が掘れたので、全体を整えていきます。

2009年7月11日土曜日

釘のテストと裏板の続き・・・(2009/7/11)

ネック釘のテストをしました。

目的は、良い具合に曲がるかどうか?です。



結果はというと・・・
ナイスな具合です。

この釘は最初から曲がっていたのではなく、真直ぐなんです。
それを叩き込む時に、うまく曲がるかどうかをテストしていたのですね~



どうして、曲がるかというと・・・
こんな感じに、真直ぐな穴と、斜めの穴と二つあけるのです。

真直ぐな部分は、釘の根元に合わせて、3mm位の太さ。
斜めの部分は、ガイドとして使うだけなので、1.5mm位の太さ。
中間は、適当で・・・
テストで使った木は、実験結果として保管します。
釘も当然ながら、真直ぐに戻して、次の出番を待ちます。









【今日の裏板】

裏板は続くよ~♪ ど~こま~で~も~♪
といった感じで、未だやっています。
しかも外側です。

ざっくりと(2.0~2.6mm)くらいの所に線をひいてから、その内側を丸鑿で削っていきます。


一周できたら、次は全体を揃えていきます。

2009年7月4日土曜日

裏板の続きとバイオリンのデザイン(2009/7/4)

今日もまた、力仕事です・・・


先週は外周をやったので、今週は裏板の表側(ってどっちだ?)を作っていきます。

使う道具が、鑿から鉋に変わりました・・・

だいたいできてきたら、外側を15mmくらいフラットにしていきます。
15mmというと、だいたい親指の幅くらいでしょうか?

この時、板の厚さは4mmです。
(とがった部分は5mm)




【本日の座学】

今回は、スクロールの大きさについてと、ボディの大きさについてでした。
いずれも、弦の長さを基準として、大きさが決まるというお話です。


これを基に、設計図を作りましょう!