2010年8月29日日曜日

表板の面出しとかと、小さな接ぎ (2020/8/29)

義姉のバイオリンに久し振りに手をつけました。

【表板の面出し】
暑さにまけて、放っておいた面出しを仕上げます。
今日は、エアコンをつけたので快適です。

意外とあっさりと終わってしまいました。


【アウトライン書き】
面が出たので、横板をあてて、アウトラインを書いておきます。
これもあっという間です。



【ボタン用の板の接ぎ】
1枚で作るとカッコ悪いとの指摘をうけましたので、ごみ箱から拾ってきた裏板の端材を接ぎ合せます。
これで、ボタン用の材料を作ります。

小さいのでこれもあっさりと終了です。

2010年8月28日土曜日

横板の接着の続きというか続く・・・・(2010/8/28)

今週はかけもちだったプロジェクトの内、片方から正式に離任しました。
楽になるかと思っていたのですが、もう一方のプロジェクトが課題だらけで、逆にヒーヒー言っています。
週末になると、いいかげん嫌になってきていて、「飲みに行く?」の誘いに二つ返事で乗っていました・・・
と、いっても1時間遅れで合流したのですが・・・

早く登校して前倒しで作業を進めるという目論見だったのですが、始業時間ぎりぎりでした。


【先週の状態確認】
先週C字部分だけつけておいた横板を確認します。
 1か所だけ、微妙に隙間が開いているような、開いていないような状態です。
これは、後で膠を流し込んでおきます・・・


【本日の作業】
残りの横板をつけます。

【 まずはブロックの成型】
付ける前に、ブロックの成型をしなければなりません。
今日は、河村先生が「外丸の鑿」を貸して下さいました。
これが、調子良くて、サクサクと作業が進みます。

先生曰く「鑿だけでブロックが仕上げられる」との事でしたが、私は鑢を併用することにします。
未だ未だ、鑿だけで横板がピッタリとつけられるブロックに仕上げられません。
目標としては鑿だけで、どれくらい鑢を使わないで仕上げられるかを目指して作業します。

調子にのってやっていたら、案の定、横板を割りました・・・
もうそろそろ慎重にしようかな?と思っていたタイミングで割ってしまうのですね・・・
運良く破片も見つかったので、瞬間接着剤で補修します。


【横板の曲げ】
ベンディングアイロンで曲げます。

丁度同じタイミングでベンディングアイロンを使う作業をする人が多かったので、鉄ゴテ型のアイロンを使うことにします。
が、いつまでたっても熱くなりません・・・・
アイロンの故障か、昇圧機(100V/200V)の故障か・・・
一応、ヒューズを確認しましたけれど、断線している様子はありませんでした。

そんなこんなしていたら、1台アイロンが空いたので、それを使わせてもらって作業します。

横板曲げは割と得意なのですが、今日の横板は杢が強くて思った場所で曲がってくれません・・・
ちょっとひび割れしましたが、ブロックに隠れる部分なので、軽くペーパーをあてて良しとします。

が、しかし、前回の作業時に失敗をしていました!
木取りを失敗していて、横板が足りません。

3cm位足りません。
余った横板は、3~4cmのものが3枚ほどあります。
明らかに、計画が間違っていますね。

C字部分の横板は、ネック側の横板と同じ材料からとるそうです。
バイオリンでは気にせずできていたような気がしますが、やはりビオラは大きいのですね。


【横板の接着】
材料が足りないので半分だけつけました。

 ネック側は、次回に別の材料で横板をつくるところから始めます。
できれば、ライニングまで行きたかったのですが・・・逆に、予定終了できませんでした。
 

2010年8月22日日曜日

横板の接着とライニング作り(2010/8/21)

 
相変わらず、暑い日が続いています。
学校に着いた時点で、既に汗だくです。
前回は型から外れてしまったブロックをつけ直すところで終わっていたので、その続きを行います。

先週は授業がお休みでしたので、2週間ぶりです。
丁度、このタイミングでクラス会(小学校)があり、今回はスタート時点から参加できました。
卒業してから30年たっていますが、以外とみんな変わっていないのが驚きです。


【ブロックの成型】
C字部分だけを整形します。
C字以外の部分(トップとエンドは除く)を先に手をつけてしまうと、ブロックを作りなおさなくてはならない場合があります。
前回は、すっかり忘れて先に手をつけてしまいました。

鑿である程度整形してから、鑢で仕上げます。

注意点としては、ブロックが真直ぐに仕上がっていることと、C字部分のカーブがスムーズなことでしょうか。


【横板の曲げ】
C字部分にあわせて、横板を曲げます。
曲げる時に何度も水をつけると、杢の部分がカクカクするので、一度曲げたら水をつけ直すことをしない方が良いそうです。
額に汗しながら曲げています。
良く見るとシャツが汗で変色しています・・・


【横板の接着】
クラスメートが裏板の接ぎをやるので、終わった所で残りの膠をもらって作業することにします。

その間に、ライニングを作っておきます。
ビオラのライニングも、バイオリンとサイズは同じです。
厚さが2.0mm、幅は7.0mmです。
削りシロをとって、8.0mmで作っておきます。

接ぎの方は、体重をかけながら余分な膠を押し出し、動かなくなった所で位置合わせをするのがポイントです。

横板の接着は、あててみたら最初に予定していなかった所に隙間ができたりしていたので、小型のクランプで締めあげておきます。
後は、来週まで乾くのを待つのみです。


【ボタンの修理方法について】
自宅で作っているボタンを切り落としてしまった裏板について、修理方法を聞きました。
ブロックの大きさがカバーできるサイズで、継木をすれば良いそうです。
普通は壊れたブロックを直すので、ライニングの位置からやり直すそうです。
今回は、最初に切り落としたので、上手く縁の部分から作れば良さそうです。

継木の補強として、パッチを最後にあてるそうですが、厚みを出してからのお話です。

継木するボタンも、裏板と同じように、2枚にしないとカッコ悪いそうです。
切り落とした材料は、継ぎの強度確認のためにたたき割ってしまったので、新たに接ぎ直した材料を作らないと2枚ものがありません・・・・
どうするかは、思案中です。

後の工程で、ネックを差し込む際に、力をかけ過ぎないようにとの注意もありました。
忘れないようにしないと・・・
 
 

2010年8月7日土曜日

ブロックの成型をしていたら・・・(2010/8/7)

 
【ブロックの成型】
ブロックの成型をしています。
まずは、ブロックに下書きをします。
この時に、型をきっちりと合わせる上手い方法を教わりました。


スコヤを3つ使って位置合わせをしています。
知っていればどうってことない方法ですが、知らないとできません。
(当たり前か?)

以前は型の中心線とブロックの中心線をあわせていましたが、この方法とは比べ物になりません。
またひとつ勉強になりました。


この方法で書いた線に従ってブロックを削っていきます。
削っていたら、2つもブロックが外れてしまいました。
つけ直しです。

膠が乾くまでは何もできないので、横板の厚み出しを進めます。 
 

2010年8月2日月曜日

材料の買出し&設計(2010/7/31-8/1)

 
今週も又、本業が忙しく半分以上が午前様でした。
それに加えて、土曜日の夜に4:00まで飲んでいたので作業が全然進んでいません。

週末でやった事と言えば・・・・
(1) 材料の買出し
(2) 7/8の寸法の設計
Violaの横板は、放置したままです・・・

寸法の設計ですが、今まで計算していたものと変えるかも知れません。
理論的に出した数値でアウトラインを出すと、バランスが悪いかも知れないということに気付きました。
今までのものは理詰めで寸法出しをしていたのですが、デザインをしてみると美しくない可能性があります。
従って、寸法は参考値にして、全体のバランスを見て修正する予定です。

作画ソフトで書き上げようとおもっていたのですが、紙と鉛筆で作図することにします。
それに基づいて作った後、調整をしてゆく感じでしょうか・・・?