2010年9月22日水曜日

ライニングの隙間の修正? (2010/9/21)

 
自宅で作っているバイオリンに少しだけ手を加えました。
放置していたライニングの隙間を埋めましただけです。

丁度学校でビオラのライニング付けをしていて、ライニングに隙間ができてしまっていました。
できた隙間の状態によっては、膠を流し込むことで埋める(つけ直す)ことができます。
同じように試してみました。

隙間を確認すると、ライニングを押すとぴったりと合う状態でした。
アートナイフを使うと、この隙間に膠を流し込めます。

膠を流してクランプで締めあげているところ・・・

翌日(9/22)に状態をみたら、ぴったりついていました。
これにて、修理完了です。


【ここまでの工数】
11.0人日とちょっと
※1人日はだいたい5人時くらいです。

2010年9月20日月曜日

残りのライニングをば接着 (2010/9/18)

先週に引き続き、ライニングの接着をしました。

曲げておいたライニング材も戻ってしまうこともなく、そのままつけられる状態でした。

先週つけておいた箇所で、一部接着不良な箇所がありましたが、それもついでに修正しました。
先週と、あまり変わり映えしないって?
そうです、同じ作業の繰り返しなので・・・


膠付したら暫くは触れないので、裏板の面出しをします。
接ぎ前なので、作業に困らない程度で終わりです。

次週は、裏板の接ぎまで行きたいところです。



三連休でしたので、翌日は「B1グルメ」に厚木まで行ってみました。
風邪が治らないまま行ってしまったので、会場についた所で断念・・・
地元の友達に唯一もらった食べ物が、グランプリを獲っていました。

ちなみに今日は、休日出勤でした・・・

2010年9月12日日曜日

ライニングを半分ほど (2010/9/11)

 
金曜日はちょっと涼しかったのですが、土曜日には酷暑に戻っています・・・
既に、学校についた時点で頭がクラクラしています・・・

教室に入ったら、ラベルの表記で盛り上がっていました。
どうやら、言葉がおかしいとかおかしくないとか・・・

私のラベルはラテン語にしたのですが、ラテン語も女性・男性で表記が変わるそうです。
ラベルを作りなおすとか、直さないとか、そんな話になっていました。



【横板の接着状況の確認】
まぁまぁの付きでした。
所々、微妙に隙間がある個所も見受けられますが、収拾がつきそうなレベルです。

ライニングを作りながら、隙間に膠を流し込んで、圧着させておきます。


【ライニングの曲げ】
裏・表一気にライニングを作ろうとしていたら、半分ずつ、裏から作業をするとの事です。
ビオラの横板を一定の厚さにするのではないので、まずは基準となる裏側を仕上げてから先に進む必要があります。

今回のライニングは、C字部分以外も、ブロックに少し差し込む形にします。
これは、そのための刻みを入れているところです。

1~2mm程度ブロックに斜めに差し込まれるようにします。
この方法では、ライニングも横から見ても斜め、厚みも斜めにします。
ライニングの端が、ブロックにひっかかるようになるので、ボディの内側に落とし込んでしまうことがなくなります。
又、ライニングの長さを調整するときに、当たり具体が一目瞭然なので、非常に楽です。

ライニングのあたり具合が微妙な部分は、適宜補強しながら圧着します。


【次回のライニング作り】
膠が乾くまでは、反対側の溝掘りなどの作業はできません。
来週、楽に作業ができるように、予めライニングを曲げておきます。

作業のポイントは二つ。

その1:エンドピン側から作ってゆく
木取りの問題ですね。
C字部分から作っていっても今回は、問題なかったようですが、エンドピン側から作ります。

その2:先に細めに曲げる
曲げたり、伸ばしたりするのは良くないと教わっていたのですが、一気に曲げてしまった方が楽です。
緩めに曲げてから、曲げの足りない部分をさらに曲げていく作り方をしていたのですが、この方法だとライニングを折り易いのです。
逆に、きつ目に一気に曲げると、素直にライニングが曲がります。

一気に曲げても、極端に曲げ過ぎることはあまりなく(何となく遠慮するのだと思います)、割と丁度良い感じになります。
その後、微調整で、少しのばしてやると、速く・楽にあわせることができます。

但し、曲がり方が逆の部分は先にまげておかないと、やり辛いので注意。
一週間はこのままですが、曲げが戻っていなければ良いなと・・・・

この後は、未だ時間がありましたので、裏板の面出しをしていました。
こっちは、まだかかりそうです・・・

ここまでの工数:6人日。
※1人日は5人時


【その他】
箱閉じをすると言っていた、K村さんは横板の内側を仕上げるので一日終わっていました。
次週は箱閉じができるのでしょうか?
ラベルも作りなおすようですし、結果オーライ(?)なのではないでしょうか・・・

2010年9月11日土曜日

義姉のバイオリン(003)

今まで、どれくらいの工数がかかっているのかが気になってきました。

 数えてみたら・・・
ブロック関連 1.0人日
横板・C字部分取り付け1.0人日
ブロックつけ直し 1.0人日
ネック切り出し 1.0人日
横板残り部分 1.0人日
ボディの調整など 1.0人日
ライニング接着 1.0人日
表板・裏板の接ぎ 1.0人日
表板・裏板面出し 1.0人日
裏板切り出し 1.0人日
表板とかボタン用材料 1.0人日
合計 11.0人日

あんまり、手をかけてないですね・・・

2010年9月10日金曜日

横板の接着の続きと、裏板の下準備 (2010/9/4)

 
【耳をすませば】
を、やっと見ました。

超多忙な仕事の中、先週の週末に飲み会が終わった所から参加(?)し、二次会・三次会とのみあるいてしまいました。
新しいプロジェクト・メンバーとバイオリン作りの話をしていたら、「耳をすませば」の話になり・・・
是非、見るべき!との強い推薦を受け、Amazonでお買い上げ。

翌日には届いていたのですが、すっかり見る余裕がなく・・・・
やっとこさ見ました。

ずっと、終電で帰れるかどうかの生活をしていたのですが、今日は外出先から直帰できました。
出がけに他のメンバーから「(会社に)帰ってくるの?」の問いかけに
思わず「帰りたくない!」と叫んでました。

感想はというと・・・・ちょっと期待しすぎてしまったかな?という感じです。
ジブリ作品では、「紅の豚」がやっぱり一番好きです。


先週の製作状況はというと、横板の残りをつけて、裏板を割ったところでお終いです。
【横板の残り】
木取りを失敗したので、新しい横板からを仕上げる所からでした。
こちらは、比較的すんなりいったのですが、先週曲げていた方は微調整をしていたら割れてしまいました・・・・

割れてしまったものはしょうがないのですが、横板の材料がもうありません。
バイオリン用の材料はあるのですが、幅が足りません。
材木状態の木から、切り出して作ることはできるのですが、何とかすることになりました。

割れた部分をブロックの所に来るように位置をずらします。
幸いにもネック側の横板なので、ネックを差し込む位置に横板がなくても問題ないのです。

と、いうことで、誤魔化しました!
明日、様子を見るところから始めます。


【裏板の面出し】
本体はこのまま乾燥させますので、残りの時間は他の作業をします。

裏板を二つに割って、面を出します。
材料の中心に切り込みが入っていなかったため、薄い方は20mm強しかありません。

接ぎをした後、面出しをもう一度する必要があるので、今の段階では作業に困らない程度にしておきます。


【次の作業】
横板の余分な部分を切り落してから、ライニングを合わせてゆく作業です。


【これまでの工数】
過去を振り返って見たら、だいたい5人日みたいです。