2012年8月18日土曜日

拡張工事 (2012/8/18)


【午後から参加】
今日もまた遅刻です。
朝から夏澄を病院に連れて行こうとしたら、いきなり雷が轟いていました。
しかもかなり近い感じがします。
雷にうたれてもつまらないので、車で連れてゆくことに・・・
車を動かそうとしたら、リモコンが反応しません。
結局、リモコンの電池切れだったのですが、キーレスエントリーだと電池切れを起こすと何もできない事が発覚しました。


【ペグボックスの拡張】
3時間程、拡張工事をしました。

とりあえず、ペグボックス先側の底を9mm幅まで広がりました。
未だ、スペースが不足しているので、さらに掘り進めなくてはなりません。

今日はここまで。

【今日の座学】
ペグボックス根元側の角度は、104度。

ペグボックス先側の角度は、スクロールの外周と二周目で決める。
上が外周から垂線を引いた位置。
底が二周目から垂線を引いた位置。

ペグボックス先の底は、平鑿を左右に動かして切るとシャープに仕上る。



ここまでの工数:68.0人日







2012年8月11日土曜日

掘削中 (2012/8/11)


【今日も遅刻】
朝から夏澄の面倒を見ていたので、遅刻してしまいました。
一日の時間が五時間なので、30分遅刻すると0.9人日になってしまいます。

この状況はまだ改善そうもありません。
こんな感じで終わるのかどうか心配になってきました。


【秘密兵器】
今日は先生から、壺切と言う道具をお借りしました。
材料を切るというよりも、崩してゆくいう感じです。
なかなか変わった道具ですが、使いかたを謝らなければとても効率的に進みます。

自作してみるのも面白いかもしれません。
刃物としての性能は期待しないので、ドライバーを切って作るのでも良いかもしれません。
古い鑢を転用するのが、良さそうですが・・・


【やっぱりビオラはでかい】
ペグボックスでもビオラの大きさを実感します。
掘っても掘っても、なかなか目標の深さに達しません。
測って張彫り、掘っては測りを繰り返し作業します。

深さをノギスで測っていたのですが、こっちを使った方が早いと、コンパスの利用を教えてもらいました。

コンパスというより、デバイダーですね。

底さらいを使うのが楽なのかもしれません。
この道具を他に使う用途がないので、購入まではいまいち踏み切れません。
先生も、同じことをおっしゃっていました。

鑿でちまちまと、堀り進めます。
底をさらう時に、支店となるものがあると、楽です。
指板側は支店があるので楽なのですが、中ほどからスクロールにむかっては何もありません。
ふと思い、適当な板きれをペグボックスに入れて、支店にしてみました。
これが正解で、さくさくと進めてゆけます。

目標まで1mmを切るぐらいまでは、これで進めてゆけそうです。


おおまかに進んだ所で、ペグボックス横側のテーパーをどうするか?と厚みをどうするか?についてお話をし、時間切れとなりました。
テーパーについては、あまりつけない方向で、スクエアな感じにすることにします。
奥の部分については、今回のモデルが小ぶりなので、弦の巻き数が多くなるため、十分なスペースを作る必要がありそうです。
底の幅は、最低9mmは確保することにします。

次回は、奥の部分の掘削と、ペグボックス幅の拡張工事の予定です。



ここまでの工数:67.2人日
  
  



2012年8月5日日曜日

掘削開始(ペグボックス) (2012/8/4)


【久しぶりの製作】
仕事の疲れやら、子供の面倒やらで久しぶりの製作です。

すっかり何をしていたか忘れてしまいました・・・
自分のブログを見て復習します。
どうやら、スクロールの仕上げをしていたようです。


【スクロールの仕上】
スクロールからペグボックスの横への繋がりが、今ひとつです。
気になる部分に印を付けて修正していきます。

スクレーパーでやろうとしていたが、進みが悪いので鑿を持ち出しました。
ここで先生からアドバイスがあり、根本だけ修正しただけでも、だいぶ印象が変わるとのこと。
それと面のつなぎ目の部分に残っているカスを、キッチリ取り除くことだけでも印象が変わるとのこと。

実践してみると確かにその通りでした!
特に、つなぎ目の部分は、最後に刃物で切れ込みを入れておくと印象がシャープになります。
ディマさんからも同じことを教わっています。
切れ込みをいれておくと、ニスを塗った時にその部分が濃くなるので、効果倍増です。

そんなこんなでスクロールは最後にスクレーパーを放射状にかけて一旦終わりにします。
次工程を続けても良かったのですが、手垢で黒ずみそうなのでペグボックスを先に掘ることにしました。


【ペグボックスの穴掘】
先ず最初は計画!(基本ですね)
両サイドの厚みを下書きします。

モデルの寸法を確認したら七mm弱です。
この数値で描いてみると・・・いやあ、ぶ厚すぎ!
ちょうど写真があったので見てみるとやっぱり厚いです。
それにしても、7mmは厚すぎです。
そういえばネックは、10%縮小してました。
この比率だと、大体6mmちょっとになります。
それ位なら何とか納得出来そう・・・

堀込に着手します。
鑿で全部掘り進めるのは大変なので、下穴を開けます。
ボール盤でやろうとしたら、材料の固定が出来ません。
バイスに挟んで、電動ドリルを手持ちで作業します。

そのままではうまく固定できないので、拾っておいた切れ端を使います。
ネックの作業には、切れ端が必需品です。

下の深くし過ぎると貫通してしまうので長さを計画します。
適当に底の暑さを描いて、その長さを測ります。
約25 mmだったのでそれに合わせてドリルの刃に印をつけます。
(手近にあったマスキングテープを使いました)

後は、せっかく作ったスクロールに傷が付かないように養生して作業開始です。
そうそう、あらかじめ線の内側にナイフで筋を入れておくと何かの拍子に木が割れてしまうのを防げます。


下穴が空いたら、後は力仕事です。
鑿でせっせと掘り進めます。


今日はここまででした。



ここまでの工数:66.3人日
(夏澄の世話をして、ちょっと遅れましたが、)