2013年2月23日土曜日

バスバーの貼り付けとか・・・ (2013/2/23)

【実は2週間振りなのですが・・・】
色々とあり、2週間振りの制作です。
が、先生が制作を進めてくださるので、バスバーが出来上がっています!

我儘を言って、貼り付ける前の段階で中断してもらっています。

何故かって?
それは、バスバーを貼り付ける前の状態を確認するためです。

今回の制作では、バスバーの両端を少し浮かした状態で仕上げています。
バスバーの中心(中央ではない)から両端に向かって、緩やかに隙間が空くようになっています。
上がり幅は、両端で約1mm程度です。


このバスバーを表板にぴったりと押し付けると、f字孔が微妙に上がります。
その感覚を確認したところで、膠付です。



【バスバーの垂直を見るための道具】
こんな風にして使います。
継ぎ目に中心をあわせて、バスバーが垂直になっているかを確認します。
精密さを追求するのであれば、バスバーの位置や貼り付ける位置に合わせて数種類作る必要がありますね。



【バスバーの接着】
えぇと・・・
つけました。
特にコメントはありません・・・
ポイントは・・・・両端をちゃんと押えることですかねぇ


【ネックの下準備】
こちらも、先生が進めてくださいました。
見ての通りです。



【裏板の丸みだし】
表板はバスバーを付けているので、裏板から作業します。
横板に接着する側のエッジを丸めます。

三枚に下ろすつもりで印をつけてから、鑢で丸めます。
丸める際に、C字のとがっている部分は残して、最後に行うようにします。
何故かって?
連続して作業すると、丸め具合が判らなくなってしまうからです。



【ブロックへの膠塗り】
ブロックの小口に、膠を塗り込んでおきます。
表板、裏板をつける時に、ブロックが膠を吸い込んでしまうので、予め塗り込んでおきます。
十分に吸い込んだように見えたところで、指で押し込んでおきます。



【指板の仮付】
ネックに、指板を仮付けします。
私は何もしていません・・・



ここまでの工数:77.4人日+1.0人日
 
 

2013年2月2日土曜日

バスバーの作成 (2013/2/2)

【バスバーの準備】
バスバーを表板にあわせて切り出してゆきます。
今回は、ブロック等をつけずに、バスバーをつける方法で行います。

この方法だとズレ易いのですが、ブロックに頼ってしまい、斜めに固定することを防げます。
ブロックを使う方法でも、ちゃんと確認しながら作業すれば、正しくつけられるのですが・・・
物(ブロック)があると、心理的に頼りがちになるということです。



【位置決め】
先ずは、長さ方向の基準を作ります。
f字孔の刻みを、弦長にあわせて作ります。
あわせて、左右方向の基準として、継ぎ目に印をつけておきます。

中央(継ぎ目)からの距離を測り、印をつけます。
今回は、この図のようにします。

写真に写っている物体は、垂直を見るための道具です。

バスバーの位置と駒の足はバランスをとる必要がありますので、駒のサイズを選びます。
ビオラにしては小さな楽器なので、駒も小さくと思いがちですが、バスバーに合わせたら大きな駒を使うことになりました。


どのような位置・大きさにするかが決まったら、切り出すための下書きをします。
ディバイダーで表板にあわせてなぞった後、見やすいように鉛筆で溝に色をつけておきます。


少し削ったところで、時間切れとなりました・・・



ここまでの工数:76.8人日

このままでは、いつになっても完成しないので、私が作業できない間に先生に進めてもらうお願いをしてしまいました。
工数が判らなくなってしまいますね・・・