先週の続きで、指板に黒檀を張り合わせていきます。
膠ではりつけていきます。
(1)材料を軽く温めて
(2)手早く、たっぷりと膠を両方の材料に塗り
(3)紐でぐるぐる巻きにします
今回は、黒檀にヒビが入っているので、一部はクランプで締めています。
指板ができたら、今度はテールピースを作ります。
バロック時代のバイオリンでは、指板やテールピースに黒檀を使っていないものもあります。
当時使われていたガット弦は、現在のガット弦より指板へのあたりが柔らかいからだそうです。
テールピースは、スプルースと黒檀で作ります。
指板と違って、メープルは使いません。
理由はというと、ある程度重さがある方が良いので、軽いメープルは使いません。
まずは、材料を糸のこで切り出して・・・
おおまかに削ります。
なんとなく、形ができてきたら、鉋と鑢で整えていきます。
テールピースの曲りは95rくらいだったと思います・・・
後は、黒檀を曲げて、膠で貼り付けます。
テールピースも、黒檀を一部割ってしまいました・・・
表から見て判らない程度だったので、そのまま使うと思いますが、その判断は乾いてからですね。
膠付してから教えてもらったのですが、バーナーで炙って曲げる時に、上手くコントロールできると自由にカーブ作れるそうです。
材料次第なのかと思っていたので、全く気にしていませんでした・・・
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