【バスバーの準備】
バスバーを表板にあわせて切り出してゆきます。
今回は、ブロック等をつけずに、バスバーをつける方法で行います。
この方法だとズレ易いのですが、ブロックに頼ってしまい、斜めに固定することを防げます。
ブロックを使う方法でも、ちゃんと確認しながら作業すれば、正しくつけられるのですが・・・
物(ブロック)があると、心理的に頼りがちになるということです。
【位置決め】
先ずは、長さ方向の基準を作ります。
f字孔の刻みを、弦長にあわせて作ります。
あわせて、左右方向の基準として、継ぎ目に印をつけておきます。
中央(継ぎ目)からの距離を測り、印をつけます。
今回は、この図のようにします。
写真に写っている物体は、垂直を見るための道具です。
バスバーの位置と駒の足はバランスをとる必要がありますので、駒のサイズを選びます。
ビオラにしては小さな楽器なので、駒も小さくと思いがちですが、バスバーに合わせたら大きな駒を使うことになりました。
どのような位置・大きさにするかが決まったら、切り出すための下書きをします。
ディバイダーで表板にあわせてなぞった後、見やすいように鉛筆で溝に色をつけておきます。
少し削ったところで、時間切れとなりました・・・
ここまでの工数:76.8人日
このままでは、いつになっても完成しないので、私が作業できない間に先生に進めてもらうお願いをしてしまいました。
工数が判らなくなってしまいますね・・・
2013年2月2日土曜日
2010年7月4日日曜日
バロック・バイオリン完成~!(2010/7/3)
バロック・バイオリンがやっと完成しました。(多分)
本日初めて音を出したので、ちょっと様子を見てから調整するとは思いますが・・・
【本日の作業】
(1) ナットの調整
ナットは雑に仕上げたままでしたので、調整をします。
特に、糸巻き側に対して緩やかにさせていきます。
それができたら、弦が通る溝を掘ります。
モダン・バイオリンではE線~G線までを16.5mm幅にしますが、若干広めの17.0mmにしました。
糸巻きの幅(内側)が17mmもないので、E線とG線は内側に向かってカーブさせるように溝を作ります。
この時のポイントとしては、斜めにするのではなく、曲げることです。
斜めにすると、ナットの後端で弦が急に曲がることになるので、好ましくありません。
溝の深さは、弦の1/3が目安です。
これは、弦の潤滑剤代わりです。
溝は、ナイフで刻みを軽く入れた後、細い鑢でシコシコと削っていきます。
ある程度深さが出たら、鑢を回転させつつ削るとスムーズに仕上がります。
最後は、紙やすりをかけておきました。
(2) 駒の調整
ナットができたら、駒を仕上げます。
駒足は、まぁまぁの状態でしたので、弦を受ける溝掘りをします。
E線からG線までの幅は、モダン・バイオリンでは34.0mmです。
こちらは、気持ち広くして、34.5mmにしました。
弦高は、30.0mmにしましたので、指板後端での高さは、E線で4.5mm、G線で6.0mm位になっています。
モダン・バイオリンでは、E線3.5mm、G線5.5mmですので高めになっています。
指板の長さも違う(短い)ので、もっと低くしても良いかも知れません。
特に、E線側は下げても良さそうです。
ここまで出来たところで、弦を張って弾き具合を見ます。
顎あてがない方が違和感があり過ぎて、サイズによる違和感はあまり判りませんでした。
問題なく、弾けるレベルです。
(3) 魂柱の調整
駒をたてるために仮に設置していたので、正しい位置に直します。
最初は駒の真下にあったので、バロックらしさを出したくて駒から離し目にしてみました。
弾いてみると、間の抜けた感じになってしまいました・・・
モダン・バイオリンと同じ位にしてみたところ、大分しっかりとした感じになりましたので、とりあえずはこの場所で様子を見ることにします。
魂柱をずらしているときに、柱が回る感じがありましたので、板との密着にムラがあるようです。
楽器がおちついた所で、再検討しなくては・・・・
(4) その他の調整
E線用のペグの穴をあけ直しています。
他の弦が張られている状態で、弦を張るのがとてもやりにくかったので、右側にあけ直しています。
駒の厚みを緩やかに薄くなるようにしていますが、未だ未だ厚いようです。
これも、様子を見ながら調整です。
結局、弦周りのサイズはこんな風になっています。
| 弦高(ナット) | :1.5mm | ※モダンでは0.5mm |
| 弦高(指板E) | :4.5mm | ※モダンでは3.5mm |
| 弦高(指板G) | :6.0mm | ※モダンでは5.5mm |
| 弦幅(ナット) | :17.0mm | ※モダンでは16.5mm |
| 弦幅(駒) | :34.5mm | ※モダンでは34.0mm |
【出来上がり写真】
モダン・バイオリンのテンプレートと並べてみたら、大分長い状態でした・・・
確かに、A線を通すのがとてもやり難かったので、ちょっとつめても良いかもしれません。
【ワールドカップ】
行きの電車で新聞を見ていたら、ブラジルが負けているではありませんか!
しかも、自殺点って・・・
どこかで再放送していないかなぁなどと思いながら、ブログを書いていたら、ドイツがアルゼンチンから4点も取っています。
金曜日のお昼休みににどこが勝つかで盛りあがっていたのですが、皆予想が外れたような気がします・・・
2010年6月23日水曜日
駒作りと面出し(2010/6/21-22)
昨日は、バロックの駒作りを少し進めました。
隙間に工具が入らないのが一番やり辛い。
おおまかにできた所で、一旦終了です。
後は、駒削り用の道具を作らないと進みそうもありません。
今度の授業のときには、音だしまで行きたい所ですが、どうなることやら・・・・
今日は、先ほどまで裏板の面出しをしていました。
上手く固定できなかったのですが、木材を接着してバイスに固定できるようにしてみました。
危なそうだったら、鋸で切り落すことにします。
ふと、思ったのですが、水道管クランプで挟んでクランプをバイスで挟めば良いのではないかと・・・
表板で試してみることにします。
暑さに負けて、今日はここまでにします・・・・
2010年5月8日土曜日
膠水塗り&駒作り&いよいよビオラに・・・(2010/5/8)
先週、亜硝酸ナトリウムを塗ってい置いたので、本日は、膠水をぬります。
塗った後は作業ができないので、その間に、未だできていない駒と魂柱を作ります。
【亜硝酸ナトリウム溶液の結果】
まず最初に、先週の結果の確認をします。
残念な事に、塗漏れがいくつかありました・・・・
色合いは、良い感じに杢が際立っているので、全体的に紅すぎる感じもありますが、これをベースに進めることにします。
今度は、細い筆で、リタッチするように塗って乾かします。
【駒と魂柱】
自宅で駒のテンプレートを仕上げてきたので、それを使って駒を切り出します。
駒の向きは木目を垂直にしようと思っていたのですが、弦の圧力が斜め前方向にかかるので、当初の考えとは逆にします。
バロックの方が弦の圧力が高いそうなので、わざと普通とは逆にすることにしました。
糸鋸で切りだし、鑢で穴をあけていきますが、学校の鑢では細い所に道具が入りません・・・
出来るところまでしあげたところで、後は宿題にします。
魂柱はというと、全く切り出していませんが、太さは丁度良い状態でした。
軽く、サンドペーパーで磨いてお終いです。
【いよいよビオラに】
バイオリンの方は待つしかない状態ですので、お昼寝するしかありません。
予てから興味のあったビオラに着手します。
まずは、コントラフォルム作りです。
モデルは、「Gasparo da Solo」の1580年モデルです。
全体的に丸っこいイメージで、可愛らしい感じの楽器です。
大きさは、ボディ長が392.25mmと小さめなサイズです。
こちらもサクサクと糸鋸で切りだし、鑢で仕上げていきます。
先生からは、ピッタリ同じサイズにしてくださいとの指示でしたので、微調整を繰り返しながら作業をしていたら、結局2時間半位かかってしまいました。
【膠水塗り】
そんなこんなをしていたら、他の生徒さんが膠付を終えたので、余った膠をもらって膠水作りです。
5倍位の薄さにして、表板だけに塗りました。
導管を塞がないまま着色すると、髭面みたいになってしまいます。
このまま来週まで放置してからニス塗りです。
先生と話していたら、透明なニスをちゃんと塗れば、膠水を塗らなくても同じ効果があるそうです。
オイルニスの場合は透明といってもそれなりに色があるので、膠水を塗っておいた方が良さそうです。
来週は、いよいよニス塗りです。
どんな色にしていこうかなぁ・・・考えておいてくださいと言われました。
2008年8月23日土曜日
ネックの取り付け(2008/8/23)
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