先週の授業はお休みしてしまったので、まだ、指板をやっています。
まずは、割れた部分の修正と、表面仕上げです。
(1) 状態の確認
まずは、状態を確認します。
表からパテ状のものを押し込んで修正するのですが、その方法でできそうかどうかの確認します。
今回の状態であれば、なんとかできそうです。
ついでに、節の部分も直します。
(2) 充填剤を作って塗り込む
黒檀のを削った粉と、ゼリー状の瞬間接着剤を混ぜてパテ状にしたものを塗りこみます。
奥まで入るように、しっかりと塗りこみます。
膠で練る場合もあるようですが、瞬間接着剤が磨いた後の感じが具合が良いそうです。
塗りこんだら、しっかりと固まるまで放置します。
(3) 磨きこみ
紙やすりの番手を、400番位から800番とあげて磨いていきます。
この時に、削り過ぎて形が変にならないように注意しながら行います。
(4) 完成
磨き終えたら完成です。
黒檀を曲げる時にバーナーで炙るのですが、その時に表面が荒くなってしまったのも奇麗になっています。
指板はもうこれ以上単独でできないので、バスバーの作成に移ります。
表板にあわせて、バスバーを削っていきます。
これが緻密な作業なので、時間がかかります・・・・
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