【久々の終日作業】
世の中ゴールデンウィークです。
嫁さんの実家に遊びにいったおかげで、終日作業ができました。
【ネックの整形】
先週接着したネックの具合を確認しつつ、荒削りを進めます。
気になっていた点は、接着時に隙間があったようにも見えたのですが、周囲を削ってみても特に問題はなさそうでした。
ネックがボディにくっついた状態では、やはり作業がし難いでした。
ボタンのサイズは22mmとしました。
モデルを見るともっと小さいのですが、修理を重ねたようで元のサイズは判りません。
イメージよりも大きいサイズではありますが、デザインのイメージを見て現物合わせです。
指板の高さは、スクロール側で19.5mm、ネックの付け根側で22.0mmです。
後々、指板を修正した場合にも十分な厚さを残しています。
途中で構えてみた時には、随分太く、ネックが重い楽器だと思っていたのですが、厚みの計測をまちがえており、十分に削り込みができていませんでした。
数値と感覚のどちらも重要ですね。
削り込んだ後も、やはりネックが微妙に重いような気がします。
原因は、スクロールから繋がる部分に余分な肉が残っていました。
裏から・表から見ながら、スマートにしてゆくことで解消しました。
それでも微妙に重いかな?と感じないこともありませんでしたが、これはスクロールがあっさりとしているせいのようです。
元のモデルよりも、スクロールを10%程小さくしているのですが、重い気がするということは、元のモデルは随分と頭でっかちなのでしょうね。
弾くのに体力が要りそうです。
【ビオラは良く鳴るのか】
バイオリンの時は全く気付かなかったのですが、ビオラのサイズがあると、周囲の音に共振し易いようです。
作業中音楽が流れているので、楽器を持った時にf字孔周囲が共振していました。
気づいてからは、会話している声にも共振を感じました。
出来上がってから弾くのが楽しみです。
ここまでの工数:81.5人日+3.0人日
朝から工房に行けたので、今回は神の手はありませんでした。
2013年5月4日土曜日
2013年4月27日土曜日
ネックの差し込み (2013/4/27)
【ネックの差し込み部分の整形】
えぇと・・・お休みしている間にネックの差し込み部分が完成していました。
差し込んでみましたが、後は膠付けするのみです。
【箱閉じの具合】
1ヶ所、横板がズレてしまっていました。
写真では判り辛いですが、横板が飛び出ている感じです。
直したいとは思いましたが、もうすでに手遅れなのでこのまま進めます。
ニス塗りする時にどの程度までごまかせるか・・・
【ネックの荒削りと膠付け】
ネックを接着する前に、荒削りをしておきます。
完成一歩手前まで削っておく方が作業はし易いのですが、残日数と残り工程の都合から、先に接着してしまいます。
接着する前に、ボタン部分を大まかに切り落としておきます。
ただ差し込んだ状態で、指板の高さを測っておきます。
これは接着後に再度高さを測り、ズレが生じていないかどうかを確認する目的です。
指板の後端で、丁度25mmでした。
記録は、指板に鉛筆で書いておけばOKです。
ここまでの工数:80.5人日+3.0人日
えぇと・・・お休みしている間にネックの差し込み部分が完成していました。
差し込んでみましたが、後は膠付けするのみです。
【箱閉じの具合】
1ヶ所、横板がズレてしまっていました。
写真では判り辛いですが、横板が飛び出ている感じです。
直したいとは思いましたが、もうすでに手遅れなのでこのまま進めます。
ニス塗りする時にどの程度までごまかせるか・・・
【ネックの荒削りと膠付け】
ネックを接着する前に、荒削りをしておきます。
完成一歩手前まで削っておく方が作業はし易いのですが、残日数と残り工程の都合から、先に接着してしまいます。
接着する前に、ボタン部分を大まかに切り落としておきます。
ただ差し込んだ状態で、指板の高さを測っておきます。
これは接着後に再度高さを測り、ズレが生じていないかどうかを確認する目的です。
指板の後端で、丁度25mmでした。
記録は、指板に鉛筆で書いておけばOKです。
ここまでの工数:80.5人日+3.0人日
2013年3月30日土曜日
箱閉じ (2013/3/30)
【裏板の張り付け状態の確認】
先週張り付けた裏板の接着状態を確認します。
上下のブロック部分ですが、裏板から少しはみ出していました。
ブロック自体はしっかりと張り付いているようなので、隙間を埋める必要もなさそうです。
それよりも、表側に膠がだいぶはみ出ています。
ニス塗りの時に弾いてしまうので、スクレパーで削り落としておきます。
塗装前の目止め材として、膠水を使うことにし、ニスの弾き具合が変わらないようにします。
【バスバーの高さ】
箱閉じ前に、バスバーの高さを測っておきます。
バスバーの高さだしを自分で行っていないので、データだけでも取っておきます。
後で、図面を起こすことにします。
【箱閉じ】
表板は、膠を塗っておいてから閉じる方法で行います。
一人で行うのはちょっと難しい方法ですね。
膠は昔の瞬間接着剤なので、スピード命です。
接着作業中の画像は撮れないですね・・・
この表板は、輪郭を出すときに裏表を間違えて削ってしまいました。
そのため、途中で継ぎ足しをしています。
(今となっては、どこを継ぎ足したか、自分で見ても判らないのですが)
そのため、継ぎ目がボディの真ん中にありません。
箱閉じ前の位置合わせの時に、「あれ?」と思ったのですが、帳尻合わせをしたのを思い出しました。
【ナットとネック】
ボディ側は膠が乾くまで何もできないので、ネック側の作業を行います。
ナットを貼り付けます。
膠を点付けしたら、指でしっかりと押さえます。
(筆でペタ、ペタっとしていたら多すぎると言われました)
感覚的には、チョン、チョン位で良いみたいです。
張り付いたら、ナットにあわせてネックを削ってゆきます。
イメージ通りにできるかは・・・写真を見ながらですね。
ストンとしたイメージにできるかどうか・・・
削っては眺めて、眺めては削っての繰り返しです。
ここまでの工数:79.1人日+2.5人日
先週張り付けた裏板の接着状態を確認します。
上下のブロック部分ですが、裏板から少しはみ出していました。
ブロック自体はしっかりと張り付いているようなので、隙間を埋める必要もなさそうです。
それよりも、表側に膠がだいぶはみ出ています。
ニス塗りの時に弾いてしまうので、スクレパーで削り落としておきます。
塗装前の目止め材として、膠水を使うことにし、ニスの弾き具合が変わらないようにします。
【バスバーの高さ】
箱閉じ前に、バスバーの高さを測っておきます。
バスバーの高さだしを自分で行っていないので、データだけでも取っておきます。
後で、図面を起こすことにします。
【箱閉じ】
表板は、膠を塗っておいてから閉じる方法で行います。
一人で行うのはちょっと難しい方法ですね。
膠は昔の瞬間接着剤なので、スピード命です。
接着作業中の画像は撮れないですね・・・
この表板は、輪郭を出すときに裏表を間違えて削ってしまいました。
そのため、途中で継ぎ足しをしています。
(今となっては、どこを継ぎ足したか、自分で見ても判らないのですが)
そのため、継ぎ目がボディの真ん中にありません。
箱閉じ前の位置合わせの時に、「あれ?」と思ったのですが、帳尻合わせをしたのを思い出しました。
【ナットとネック】
ボディ側は膠が乾くまで何もできないので、ネック側の作業を行います。
ナットを貼り付けます。
膠を点付けしたら、指でしっかりと押さえます。
(筆でペタ、ペタっとしていたら多すぎると言われました)
感覚的には、チョン、チョン位で良いみたいです。
張り付いたら、ナットにあわせてネックを削ってゆきます。
イメージ通りにできるかは・・・写真を見ながらですね。
ストンとしたイメージにできるかどうか・・・
削っては眺めて、眺めては削っての繰り返しです。
ここまでの工数:79.1人日+2.5人日
2013年3月23日土曜日
内型とご対面 (2013/3/23)
【内型の抜き取り】
教室に行ったら、内型が抜かれていました。
裏表のライニングは型をはめた状態で付けてありましたが、この型でも抜くことができます。
捩じるようにして抜くのですが、抜く瞬間は見ることができませんでした。
(実際にやってみると、引っかかることもあったりしてドキドキします)
【内型とご対面】
久しぶりに、内型単体を見ました。
横板を裏板と張り付けるまでの間、内型はずぅっと横板をささえ続けています。
そのため、箱閉じ工程にはいるまでは単体で見れることはありません。
と、いうことで、横板から抜かれた内型です。
【横板】
単独だとびっくりする位頼りないのです。
ちょっと触っただけで歪んでしまいます。
ブロック部分の整形をして、裏板と張り合わせます。
【裏板の張り付け】
今回は、クランプで固定した状態から張り合わせる方法で行います。
(恐らく、最も一般的な方法かと思いますが)
ブロック部分のクランプを緩めて、隙間にナイフを差し込み膠を塗りつけます。
教室に行ったら、内型が抜かれていました。
裏表のライニングは型をはめた状態で付けてありましたが、この型でも抜くことができます。
捩じるようにして抜くのですが、抜く瞬間は見ることができませんでした。
(実際にやってみると、引っかかることもあったりしてドキドキします)
【内型とご対面】
久しぶりに、内型単体を見ました。
横板を裏板と張り付けるまでの間、内型はずぅっと横板をささえ続けています。
そのため、箱閉じ工程にはいるまでは単体で見れることはありません。
と、いうことで、横板から抜かれた内型です。
【横板】
単独だとびっくりする位頼りないのです。
ちょっと触っただけで歪んでしまいます。
ブロック部分の整形をして、裏板と張り合わせます。
【裏板の張り付け】
今回は、クランプで固定した状態から張り合わせる方法で行います。
(恐らく、最も一般的な方法かと思いますが)
ブロック部分のクランプを緩めて、隙間にナイフを差し込み膠を塗りつけます。
上下のブロック部分から始め、C字部分と進めてゆきます。
順番としては、なるべく離れた部分にします。
後は、膠が固まるのを待つだけです・・・
終了時間30分前位から開始したのですが、時間までにできずにちょっと延長してしまいました。
ここまでの工数:78.5人日+2.0人日
2013年3月2日土曜日
バスバーが完成していました。 (2013/3/2)
【バスバーの仕上げ:】
わたしがお休みの間に、バスバーが仕上がっています。
イメージしていたよりも、のっぺりとした感じです。
両端の仕上げも、独特な感じがします。
先生と会話した内容としては・・・
力が緩やかに分散するように緩やかにカーブさせるという考え方です。
以前作成したものと表板のカーブの仕方が異なるので、その影響もあると思いますが、バスバーの中心(中央ではない)から表板が平だと家庭した場合に、直線的に高さが減るのではなく台形に近いイメージだと思います。
両端の部分についても、スパッと断面を作るのではなく、エッジがないように減衰しています。
兎に角、エッジを作らずに連続的な曲線が形成されています。
バスバーが付いた段階で、捻じれ具合とか、タッピングした音を確認しておきます。
これは、体に覚え込ませるしかありませんね・・・
計測して数値を記録するのもアリですが・・・
【裏板・表板のエッジの丸め】
残り時間は、エッジを丸めてゆきます。
#240の紙やすりまでかけたところで、湿らせて毛羽立たせておきます。
十分に乾いたところで、#400の紙やすりでならしておきます。
ここまでの工数:78.0人日+1.5人日
わたしがお休みの間に、バスバーが仕上がっています。
イメージしていたよりも、のっぺりとした感じです。
両端の仕上げも、独特な感じがします。
先生と会話した内容としては・・・
力が緩やかに分散するように緩やかにカーブさせるという考え方です。
以前作成したものと表板のカーブの仕方が異なるので、その影響もあると思いますが、バスバーの中心(中央ではない)から表板が平だと家庭した場合に、直線的に高さが減るのではなく台形に近いイメージだと思います。
両端の部分についても、スパッと断面を作るのではなく、エッジがないように減衰しています。
兎に角、エッジを作らずに連続的な曲線が形成されています。
バスバーが付いた段階で、捻じれ具合とか、タッピングした音を確認しておきます。
これは、体に覚え込ませるしかありませんね・・・
計測して数値を記録するのもアリですが・・・
【裏板・表板のエッジの丸め】
残り時間は、エッジを丸めてゆきます。
#240の紙やすりまでかけたところで、湿らせて毛羽立たせておきます。
十分に乾いたところで、#400の紙やすりでならしておきます。
ここまでの工数:78.0人日+1.5人日
2013年2月23日土曜日
バスバーの貼り付けとか・・・ (2013/2/23)
【実は2週間振りなのですが・・・】
色々とあり、2週間振りの制作です。
が、先生が制作を進めてくださるので、バスバーが出来上がっています!
我儘を言って、貼り付ける前の段階で中断してもらっています。
何故かって?
それは、バスバーを貼り付ける前の状態を確認するためです。
今回の制作では、バスバーの両端を少し浮かした状態で仕上げています。
バスバーの中心(中央ではない)から両端に向かって、緩やかに隙間が空くようになっています。
上がり幅は、両端で約1mm程度です。
このバスバーを表板にぴったりと押し付けると、f字孔が微妙に上がります。
その感覚を確認したところで、膠付です。
【バスバーの垂直を見るための道具】
こんな風にして使います。
継ぎ目に中心をあわせて、バスバーが垂直になっているかを確認します。
精密さを追求するのであれば、バスバーの位置や貼り付ける位置に合わせて数種類作る必要がありますね。
【バスバーの接着】
えぇと・・・
つけました。
特にコメントはありません・・・
ポイントは・・・・両端をちゃんと押えることですかねぇ
【ネックの下準備】
こちらも、先生が進めてくださいました。
見ての通りです。
【裏板の丸みだし】
表板はバスバーを付けているので、裏板から作業します。
横板に接着する側のエッジを丸めます。
三枚に下ろすつもりで印をつけてから、鑢で丸めます。
丸める際に、C字のとがっている部分は残して、最後に行うようにします。
何故かって?
連続して作業すると、丸め具合が判らなくなってしまうからです。
【ブロックへの膠塗り】
ブロックの小口に、膠を塗り込んでおきます。
表板、裏板をつける時に、ブロックが膠を吸い込んでしまうので、予め塗り込んでおきます。
十分に吸い込んだように見えたところで、指で押し込んでおきます。
【指板の仮付】
ネックに、指板を仮付けします。
私は何もしていません・・・
ここまでの工数:77.4人日+1.0人日
色々とあり、2週間振りの制作です。
が、先生が制作を進めてくださるので、バスバーが出来上がっています!
我儘を言って、貼り付ける前の段階で中断してもらっています。
何故かって?
それは、バスバーを貼り付ける前の状態を確認するためです。
今回の制作では、バスバーの両端を少し浮かした状態で仕上げています。
バスバーの中心(中央ではない)から両端に向かって、緩やかに隙間が空くようになっています。
上がり幅は、両端で約1mm程度です。
このバスバーを表板にぴったりと押し付けると、f字孔が微妙に上がります。
その感覚を確認したところで、膠付です。
【バスバーの垂直を見るための道具】
こんな風にして使います。
継ぎ目に中心をあわせて、バスバーが垂直になっているかを確認します。
精密さを追求するのであれば、バスバーの位置や貼り付ける位置に合わせて数種類作る必要がありますね。
【バスバーの接着】
えぇと・・・
つけました。
特にコメントはありません・・・
ポイントは・・・・両端をちゃんと押えることですかねぇ
【ネックの下準備】
こちらも、先生が進めてくださいました。
見ての通りです。
【裏板の丸みだし】
表板はバスバーを付けているので、裏板から作業します。
横板に接着する側のエッジを丸めます。
三枚に下ろすつもりで印をつけてから、鑢で丸めます。
丸める際に、C字のとがっている部分は残して、最後に行うようにします。
何故かって?
連続して作業すると、丸め具合が判らなくなってしまうからです。
【ブロックへの膠塗り】
ブロックの小口に、膠を塗り込んでおきます。
表板、裏板をつける時に、ブロックが膠を吸い込んでしまうので、予め塗り込んでおきます。
十分に吸い込んだように見えたところで、指で押し込んでおきます。
【指板の仮付】
ネックに、指板を仮付けします。
私は何もしていません・・・
ここまでの工数:77.4人日+1.0人日
2013年2月2日土曜日
バスバーの作成 (2013/2/2)
【バスバーの準備】
バスバーを表板にあわせて切り出してゆきます。
今回は、ブロック等をつけずに、バスバーをつける方法で行います。
この方法だとズレ易いのですが、ブロックに頼ってしまい、斜めに固定することを防げます。
ブロックを使う方法でも、ちゃんと確認しながら作業すれば、正しくつけられるのですが・・・
物(ブロック)があると、心理的に頼りがちになるということです。
【位置決め】
先ずは、長さ方向の基準を作ります。
f字孔の刻みを、弦長にあわせて作ります。
あわせて、左右方向の基準として、継ぎ目に印をつけておきます。
中央(継ぎ目)からの距離を測り、印をつけます。
今回は、この図のようにします。
写真に写っている物体は、垂直を見るための道具です。
バスバーの位置と駒の足はバランスをとる必要がありますので、駒のサイズを選びます。
ビオラにしては小さな楽器なので、駒も小さくと思いがちですが、バスバーに合わせたら大きな駒を使うことになりました。
どのような位置・大きさにするかが決まったら、切り出すための下書きをします。
ディバイダーで表板にあわせてなぞった後、見やすいように鉛筆で溝に色をつけておきます。
少し削ったところで、時間切れとなりました・・・
ここまでの工数:76.8人日
このままでは、いつになっても完成しないので、私が作業できない間に先生に進めてもらうお願いをしてしまいました。
工数が判らなくなってしまいますね・・・
バスバーを表板にあわせて切り出してゆきます。
今回は、ブロック等をつけずに、バスバーをつける方法で行います。
この方法だとズレ易いのですが、ブロックに頼ってしまい、斜めに固定することを防げます。
ブロックを使う方法でも、ちゃんと確認しながら作業すれば、正しくつけられるのですが・・・
物(ブロック)があると、心理的に頼りがちになるということです。
【位置決め】
先ずは、長さ方向の基準を作ります。
f字孔の刻みを、弦長にあわせて作ります。
あわせて、左右方向の基準として、継ぎ目に印をつけておきます。
中央(継ぎ目)からの距離を測り、印をつけます。
今回は、この図のようにします。
写真に写っている物体は、垂直を見るための道具です。
バスバーの位置と駒の足はバランスをとる必要がありますので、駒のサイズを選びます。
ビオラにしては小さな楽器なので、駒も小さくと思いがちですが、バスバーに合わせたら大きな駒を使うことになりました。
どのような位置・大きさにするかが決まったら、切り出すための下書きをします。
ディバイダーで表板にあわせてなぞった後、見やすいように鉛筆で溝に色をつけておきます。
少し削ったところで、時間切れとなりました・・・
ここまでの工数:76.8人日
このままでは、いつになっても完成しないので、私が作業できない間に先生に進めてもらうお願いをしてしまいました。
工数が判らなくなってしまいますね・・・
2013年1月26日土曜日
バスバーの製材 (2013/1/26)
【バスバー材の準備】
今週からは、バスバーに着手します。
先ずは、バスバー材の確認です。
結構大きな材料で、上手く製材すれば4本取れそうな大きさです。
幅が40mmあります。
ビオラとしても(バイオリンより大きい)20mmの幅があれば十分です。
真ん中で2本に切断しました。
バンドソーで一気に切ってもらいました。(電動工具は楽ですね。しかも自分で作業していないし)
厚みも十分にあるので、2枚に割ることにしました。
肥後の守を叩き込んできっかけを作ってから、薄いナイフで裂き進みます。
(これは、パレットナイフを差し込んでみた撮影用の写真です)
実際は、食事用のナイフを薄く・短くしたもので作業しました。
残念ながら、斜めに裂けてしまったので、片方は分数バイオリン用にします。
【製材】
バスバーの長さ分に短く切断してから製材します。
短い方が作業が楽だからですね。
短くするときに、可能な限り木目が真直ぐな部分を選びます。
良い部分が切り出せたら、鉋で平にしてゆきます。
製材の途中で、大きな失敗をしていることに気づきました。
ので、残りのバスバー材を2枚に割って、新たに作り直しました。
上側が作り直したもの、下側が失敗したもの。
下側は、木目が縞模様の様に見えています。
これは、小口側から見たときに、木目が材料に対して真直ぐでないことをしめしています。
(小口の写真は面倒なので撮りませんでした・・・・)
材料の長手方向も、短い方も、共に木目が真直ぐであることが理想的です。
失敗したものは、分数バイオリンか、練習用に回します。
ちなみにサイズは、こんな感じです。
ネック側:4.6mm
テール側:5.7mm
そうなんです、テーパーなんです。
【f字孔の切り込み作成】
f字孔の切り込みを未だ作っていなかったので、バスバーをつける目印がありません。
弦長にあわせて印がつけてあったので、それに合わせて切り込みを入れます。
かなーり控えめな切り込みです。
最初は普通に切り込みを入れようとしていたのですが、今回はモデルのあるコピーです。
写真を見ると、切り込みが殆どないように見えます。
切り込みを大きくするのは後でもできるので、(但し、バスバーがついた後だとやりづらいですが・・・・)イメージ通り控えめです。
パッと見にはついていないかのようです。
この部分は来週見直してみて、気に入らなかったら大きくするつもりです。
【本日の成果】
久しぶりに、削りかすが多くでました。
先日までは、チマチマした削り作業が中心だったので、殆ど削りかすが出ていませんでした。
本日の成果は、上から・・・
分数用バイオリンの材料
このビオラ用の材料
失敗作
ただ割っただけの素材
来週は、バスバー材の荒削りでしょうか・・・
ここまでの工数;76.2人日
今週からは、バスバーに着手します。
先ずは、バスバー材の確認です。
結構大きな材料で、上手く製材すれば4本取れそうな大きさです。
幅が40mmあります。
ビオラとしても(バイオリンより大きい)20mmの幅があれば十分です。
真ん中で2本に切断しました。
バンドソーで一気に切ってもらいました。(電動工具は楽ですね。しかも自分で作業していないし)
厚みも十分にあるので、2枚に割ることにしました。
肥後の守を叩き込んできっかけを作ってから、薄いナイフで裂き進みます。
(これは、パレットナイフを差し込んでみた撮影用の写真です)
実際は、食事用のナイフを薄く・短くしたもので作業しました。
残念ながら、斜めに裂けてしまったので、片方は分数バイオリン用にします。
【製材】
バスバーの長さ分に短く切断してから製材します。
短い方が作業が楽だからですね。
短くするときに、可能な限り木目が真直ぐな部分を選びます。
良い部分が切り出せたら、鉋で平にしてゆきます。
製材の途中で、大きな失敗をしていることに気づきました。
ので、残りのバスバー材を2枚に割って、新たに作り直しました。
上側が作り直したもの、下側が失敗したもの。
下側は、木目が縞模様の様に見えています。
これは、小口側から見たときに、木目が材料に対して真直ぐでないことをしめしています。
(小口の写真は面倒なので撮りませんでした・・・・)
材料の長手方向も、短い方も、共に木目が真直ぐであることが理想的です。
失敗したものは、分数バイオリンか、練習用に回します。
ちなみにサイズは、こんな感じです。
ネック側:4.6mm
テール側:5.7mm
そうなんです、テーパーなんです。
【f字孔の切り込み作成】
f字孔の切り込みを未だ作っていなかったので、バスバーをつける目印がありません。
弦長にあわせて印がつけてあったので、それに合わせて切り込みを入れます。
かなーり控えめな切り込みです。
最初は普通に切り込みを入れようとしていたのですが、今回はモデルのあるコピーです。
写真を見ると、切り込みが殆どないように見えます。
切り込みを大きくするのは後でもできるので、(但し、バスバーがついた後だとやりづらいですが・・・・)イメージ通り控えめです。
パッと見にはついていないかのようです。
この部分は来週見直してみて、気に入らなかったら大きくするつもりです。
【本日の成果】
久しぶりに、削りかすが多くでました。
先日までは、チマチマした削り作業が中心だったので、殆ど削りかすが出ていませんでした。
本日の成果は、上から・・・
分数用バイオリンの材料
このビオラ用の材料
失敗作
ただ割っただけの素材
来週は、バスバー材の荒削りでしょうか・・・
ここまでの工数;76.2人日
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