モダン用のガット弦に何か巻いてある弦は使った事がありますが、無垢(?)のものは見るのも・触るのも初めてです。
ガット弦というと、筒に入っているイメージがありますが、モダン弦と同じように袋に入っています。
E線でガットがあるのには、少々驚きました。
袋を見ていると、何やら見慣れない文字が書き込まれています。
HTとかHRとか書いてあります。
何だこれ?と思っていたら、座学が始まりました。
【ガット弦の種類】
ガット弦には、LT、HT、HRというのがあるそうです。
(LTは見れなかったので・・・・多分あるのでしょう)
【LT】
LTというのは、Low Twistの略だそうです。
比較的、ゆるく巻いてあります。
ゆるく巻いてあるので、表面はあまり凸凹していないのですが、伸び易いそうです。
【HT】
HTというのは、High Twistの略だそうです。
きつく巻いてあります。
きつく巻いてあるので、固く・凸凹だそうです。
【HR】
HRは・・・Half Rectifiedの略だそうで・・・
これは、巻きとは関係ありません。
巻き自体はきついのですが、凸凹部分を削って滑らかにしたものです。
しかし、あまり削りすぎると、材料自体が穴ぼこだらけで強度がなくなるので、適当なところで終わらせたものだそうです。
※イメージがどうやってもアップロードできないので、言葉だけで・・・
【今日の裏板】
だんだん、ついで仕事みたいになってきていますが・・・実は、裏板の方が時間も体力も割いています。
溝が掘れたので、全体を整えていきます。
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