2009年10月3日土曜日

表板の荒削り(2009/10/3)

裏板地獄から脱しましたが、今度は表板地獄です・・・

地獄というほどでもないのですが、単に時間がかかるだけです。

アウトラインが終わったので、おおまかに形を作っていきます。

少々自宅で仕上げてきました・・・
(終わらないので・・・)

おおまかに、形ができたら、縁の部分を平にしてゆきます。
今日はそこまでは進まなかったので、持ち帰ってやることにします。

平らにする部分の幅ですが、裏板とは違って「C字部分は狭く」します。
表板は、裏板とくらべてもさっとしたカーブにするので、あまり平な部分の幅をかせいでしまうと起伏が激しくなりすぎてしまいます。
平な部分の幅はというと、全体が親指位、C字部分が小指位です。



【今日の座学】

設計のお話の続きでしたが、横板の長さについてです。

こんな風に、各部分についても、弦長に基づいた比率で長さを決めていきます。


でも、最後の最後は、バランスを見て微妙に調整するらしいでした・・・


 

2009年9月26日土曜日

表板(2009/9/26)

やっと表板です。
と、思っていたら、その前に一行程。

ネックの加工です。

表側は、横板よりネックが飛び出ています。
当然、そのままでは表板がつきません。

表板を削るのか?とおもっていたら、ネックも削ります。
高さは、横板にあわせて真直ぐ!
幅は、2mmちょっと。

要するに、表板の横板から飛び出る部分の寸法です。


これができたら、今度は表板の縁を削ります。
真直ぐ!です。

(1)真直ぐの手始めに、真ん中を作ります。

表板のエンドピンに来る側をみて、接ぎの合わせ目に印をつけておきます。
これが、バイオリンの真ん中にくるように仕上げていきます。


(2)バイオリン側の真ん中は・・・できていますね。
横板を継いだ時の合わせ目が、真ん中になります。

今回、ずれて接合したので、真ん中に印をつけておきます。

(3)確認。
表板を削っては、本体を合わせてみて、真ん中同士が一致するまで調整します。



これができたら、アウトラインを書いて、切り出します。
切り出しました!(早!)



【今日の座学】

今回もまた、寸法についてです。
今日の疑問としては、何故15で割るのか?何故1なのか?というところでしたが、なかなか良い質問だったようです。


答えは・・・ありません・・・

2009年9月19日土曜日

裏板(2009/9/19)

 
随分長いことやっていた裏板もひと段落しつつあります・・・

形としてはだいたい整ってきたので、厚みの調整をしていきます。
一番厚い所で、5mm程度。(真ん中あたり)
薄い所では、2.4~2.5mm程度。

できあがったら、叩いてみて変な倍音や雑音が混じっていないか確認します。
(混じっていたら・・・どうするのかな?)

注意する点としては、真ん中は薄くしすぎないこと。
滑らかに厚さがかわるようにすること。

こんなもんですかね?



 

2009年9月5日土曜日

昔・昔・あるところに・・・(2009/9/5)

 
裏板は続いています・・・・
でも、写真は撮っていません・・・


【今日の座学】

天道説です!

バロック時代というと、ガリレオ・ガリレイの地動説が認められるよりもっと前です。
従って、この時代は天動説が一般的でした。

天道説が重要なのではなくて、何を基準に物を考えていたかというだけなので、地動説だろうが天動説だろうが、実は今回のお話にはあまり関係がありません。
天道説時代の考え方を、地動説に置き換えることもできると思いますが、面倒なのでしないだけです・・・

当時の基準はというと、音楽専用に何かがあったわけではないので、星になっています。
(まぁ何でもよいのでしょうが・・・)
かいつまむと、1オクターブが基本ですよというお話です。
月を含めて、8つになっています。
天国と地球は表裏なんですね・・・・

NeptuneやUranusが居ないのは・・・恐らく、見えなかったのでしょう・・・




 

2009年8月15日土曜日

長さと裏板(2009/8/15)

裏板が未だ終わりません・・・・

外側はやっとこさ仕上がりました。

外側が終わったら、今度は内側です。
まずは、適当に削っていきます!
これが終わったら、厚みを調整しながら、進めていきます。



【今日の座学】
弦長に対して、音の比率からどんな長さになるかというお話です。
バスバーと指板の長さの関係ですね。
実際どのサイズを選ぶのかというのは・・・ちゃんと考えましょう。
(どの音域を楽器のどの部分で出すかということですね)



 

2009年8月8日土曜日

光と影(2009/8/8)

バイオリンのあの緩やかなカーブはどうやって作るのでしょうか・・・?


答えは、適当に作ります。






カーブの形を模った、ガイドやテンプレート類はあることはあるのですが、あくまでも参考程度にしか使いません。

では、どうやってカーブを測っていくかというと・・・
目です。

光をあてて、影の具合でみてゆきます。



まぁ、これだけなんですがね。


 

2009年8月1日土曜日

ストラディバリのネックの長さと裏板(2009/8/1)

まだまだ、裏板を削っています・・・・

ザクザクとやっているだけなので、写真はありません・・・
はい、頑張ってます。
ただそれだけです。


【今日の座学】

今回は、ネックの長さについてのお話でした。
(あまり、説明し易いテーマではなかったので、ネックにしました)

弦の長さと、バイオリンのサイズ、ネックの長さのお話だったのですが、一言で言うと、ネックの長さはまちまちだということです。

ネックの長さというのは、演奏のスタイルによっても変わってきます。
その時代(曲)にあったネックの長さがあるだけで、ネックの寸法が重要ではないということでした。
一番、重要なのは弦の長さであって、ネックの寸法にこだわり過ぎるのは良くないというお話です。

ちなみに、ストラディバリウスでも何種類かのネックサイズがあります。