2010年3月6日土曜日

箱閉じ(2010/3/6)

先週に引き続き、表板を接着しました。

と、その前に、バスバーを仕上げます。
流石に、手垢がついたバスバーのままでは・・・と思っていましたが、その通りの指摘でした。

加えて、バスバーの丸みをもう少し尖がった形にした方が良いとのこと・・・

バスバーを整形しなおしたら、表板の接着と流れていきますので、まずは、ブロックの小口に膠塗り。
今回は、裏板よりも緩めの膠です。
膠を染み込ませたら、すぐに指先で均しておきます。



膠が乾くのを待っている間に、バスバーを仕上げます。
作成途中に書いた、文字や線も可能な限り消して掃除をしましょう。


いよいよ、表板の接着です。

が、その前に、魂柱が立つ付近を、少しだけ均しておきます。
サンドペーパーを軽くかけた後、サンドペーパーの裏側で擦っておきます。
そうすることで、魂柱立てが少し楽になるそうです。



例により、パレットナイフで膠を刷り込んで、圧着です。
後は、来週まで放置です。
今日は、本体は作業できません。


何をしても良いのですが、テールピースを仕上げます。

まずは、サイズなどの確認を・・・
弦を通す穴は、実際の弦から採寸しました。

完成した状態はこれです。
テールピースの角は、全て面取りしてあります。
裏側は軽く、アーチをつけてみました。


穴を開ける時に、机まで貫通させてしまいました。
ついでにそちらも、速効で修理し、証拠隠滅しておきました。


次回は、サドル&ナットとパフリングです。
バロックなので、サドルは小さめの方が、カッコ良さそうです。

0 件のコメント: