2012年5月19日土曜日

スクロールに着手 (2012/5/19)


【スクロールに着手しました】
先週切りだしたネック材のスクロール部分に着手しました。

先ずは、鋸で落とせる部分をおとします。
切りながら、どこまでやれば良いのだったっけ?と考えていましたが・・・
自ずと、範囲がきまります。

補助線がひけなくなるまでのため、1週目までが限界です。


ここまでできたら、鑿で渦を繋げてゆきます。


少々、勢い余ってしまった気もしますが・・・
まぁ、何とかなるでしょう・・・?

今回のモデルが、ガスパロダサロなため、広がった渦を作ることになります。
結果として、同じような方向で進んでいます。
(良いのか?それで)


【本日の座学】
座学というか、雑談というか・・・
でも、しかし、そんな会話の中に重要な事柄が散りばめられていたりします。

(1)渦の連続性
スクロールを作ってゆく際に、ネックをくるくると回しながら、連続性を眺めると良いそうです。
テンプレートに合わせてガシガシ掘ってゆきがちですが、部分部分の連続性も確認しながら作業するということです。
作業中の気分転換にもなるので、疲れてきたら間に挟むつもりです。
修正は、鑢です。

(2)彫り込まない部分のマーキング
一律に、端から2mm位面を残す感じです。
これを行うと、掘りこむ部分の目安にもなりますし、渦の連続性を成立させる範囲が特定できるので、全体のバランスを取り易いということです。
今までには行っていなかった行為なので、是非採用したいと思います。


(3)ガスパロダサロっぽさって
雰囲気を出すにはどうしたらよいのでしょう?
結局は、直感というか感覚になってしまうのかも知れませんが・・・
私の印象としては、3つです。
・目玉部分が、ペコちゃんの舌
・広がった渦
・直線的な彫り込み

他に、いびつさもありますが、これをコピーしてもしょうがないのと、そもそもコピーできないし・・・
ボディも、イメージだけ再現するようにして、現代風のつくりにしてしまったし・・・

写真だけでイメージを捉えているので、限界はありますね。



ここまでの工数:62.3人日

前日が4時帰りだったのと、娘を病院につれていったので、午後からにしました。
3時間の作業時間の割には、進んだのではないかと・・・
 
  

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