2012年12月15日土曜日

以外と時間がかかっています・・・ (2012/12/15)

【スクロールの溝掘り】
掘り始めた時はすぐ終わると思っていたのですが・・・
以外と時間がかかっています。

ところで、溝のスクロール側の端はどこから始まるのでしょうか?
今までは、工具が入る限界まで掘ってみていたのですが・・・
楽器を構えようとした時に、溝が掘ってあることが判る程度が良いようです。

今回はベースとなるモデルがあるので、写真を参考に作っているのですが、限られた写真通りに作るとあまり深くありません。
浅くすると、楽器を構える時に見える範囲に溝が掘られないままになってしまいます。
これが、かなりの違和感があります。
違和感がない程度まで掘り進むと、結果として工具が入る限界近くまで達します。

結果としては今までと同じですが、考え方が整理できたので、内容としては進んだと思います。
まだ、これからやることが多いですね。



【先生の工具と自分の工具】
溝掘りに借りた工具のうちの一つが自分のものと同じ製品でした。
上が先生の鑿、下が自分の鑿です。
刃先が丸く仕上げてあります。
これだけで、作業性が随分違ってきます。
自分の鑿は、作業前に砥ぎ直したので切れは良いのですが、作業性は先生の鑿の方が上です。
掘り進む箇所によって、工具を持ち替え持ち替えしながら作業しました。




【1/16のバイオリン】
1/32は購入しましたが、1/16は作ろうかと考えています。
娘には1/32で楽器に慣れてもらい、楽器の取扱いは丁寧に扱うことを学んでもらえれば良いと思っています。
一番の目的は、娘の生活の中にはバイオリンはあるものだという感覚を持ってもらうことですが・・・

作るにあたって、サイズが良くわかりません。
ボディサイズは弦長から算出できるのですが、ネックの太さなどが判りません。
分数バイオリンでは、ネック周りを比率で計算してしまうと華奢になりすぎます。
先生に相談したところ、教えてくれるとのことです。
参考にして、作り出そうかと思います。

娘が大きくなる前に完成させないとならないので、時間との勝負です!




ここまでの工数:74.6人日
 
 

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