2009年2月14日土曜日

ライニング作成(2009/2/14)

先週できなかった、ライニング作成&接着です。

今度のライニングは、柳で作ります。
先週は、横板の修正で終わってしまったのですが、今週分としてライニングの切り出しを少しだけしていました。

まずは、ライニング用の材料を7mm幅で切り出します。
端をまっすぐにしてから、ケビキで印をつけてから、ナイフで切り出します。
(ここでも、まっすぐ!がでてきますねぇ)
柳は柔らかいので、楽勝ですが、ケビキの跡がなんとなくよじれてしまうので、時々鉋で修正をしていきます。

結局、7本分のライニングが取れました。


本体側は、C字の部分だけ、ブロックに切り込みを入れていきます。
これはライニングが差し込まれる部分です。
幅はライニングに合わせて2mm、深さは7mm、奥行きは6~7mm位です。
(当たり前といえば、当たり前ですが・・・)


この後は、ライニングをベンディングアイロンで曲げながら、ぴったり合うようにしていきます。
柳は曲げやすいのですが、熱と力を加えると、痩せるようです。
柔らかい部材の為良く判ったのですが、部材を手で保持するよりも、曲げ道具(薄い金属板)で保持した方が、部材全体に力がかかり、ゆるやかに曲がるようです。
(手で曲げていたら、1本折りました・・・)


両面で、12本曲げたら、膠で接着です。

2回目なので淡々と進めるつもりでしたが、ディマさんが準備ができたら声をかけて、とのこと。
C字部分だけ、お手本がありました。

【ポイント】
(1)溝がわ(ブロック部分)に事前に膠を流し込んでおく
(2)横板がわに、膠を先に塗っておく
(3)ライニングを差し込んだら、金槌で叩き込む

後は、膠が固まる前に、手早くつけて、固定します。

手をベタベタにしながら、洗濯ばさみと、小型のクランプで止めていきます。
隙間がないように、しっかりとつけます。

いつも思うのですが、小型クランプが「ヘル・レイザー」を連想させます・・・



【次回の予定】
(1)ライニングの仕上げ(その1)
 ライニングの内側にあたる部分をスムーズに削ります。
(2)ライニングの仕上げ(その2)
 ライニングの平面だし
(3)・・・・?
 表板/裏板に行くか・・・?ネックに行くか・・・?

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