2010年9月12日日曜日

ライニングを半分ほど (2010/9/11)

 
金曜日はちょっと涼しかったのですが、土曜日には酷暑に戻っています・・・
既に、学校についた時点で頭がクラクラしています・・・

教室に入ったら、ラベルの表記で盛り上がっていました。
どうやら、言葉がおかしいとかおかしくないとか・・・

私のラベルはラテン語にしたのですが、ラテン語も女性・男性で表記が変わるそうです。
ラベルを作りなおすとか、直さないとか、そんな話になっていました。



【横板の接着状況の確認】
まぁまぁの付きでした。
所々、微妙に隙間がある個所も見受けられますが、収拾がつきそうなレベルです。

ライニングを作りながら、隙間に膠を流し込んで、圧着させておきます。


【ライニングの曲げ】
裏・表一気にライニングを作ろうとしていたら、半分ずつ、裏から作業をするとの事です。
ビオラの横板を一定の厚さにするのではないので、まずは基準となる裏側を仕上げてから先に進む必要があります。

今回のライニングは、C字部分以外も、ブロックに少し差し込む形にします。
これは、そのための刻みを入れているところです。

1~2mm程度ブロックに斜めに差し込まれるようにします。
この方法では、ライニングも横から見ても斜め、厚みも斜めにします。
ライニングの端が、ブロックにひっかかるようになるので、ボディの内側に落とし込んでしまうことがなくなります。
又、ライニングの長さを調整するときに、当たり具体が一目瞭然なので、非常に楽です。

ライニングのあたり具合が微妙な部分は、適宜補強しながら圧着します。


【次回のライニング作り】
膠が乾くまでは、反対側の溝掘りなどの作業はできません。
来週、楽に作業ができるように、予めライニングを曲げておきます。

作業のポイントは二つ。

その1:エンドピン側から作ってゆく
木取りの問題ですね。
C字部分から作っていっても今回は、問題なかったようですが、エンドピン側から作ります。

その2:先に細めに曲げる
曲げたり、伸ばしたりするのは良くないと教わっていたのですが、一気に曲げてしまった方が楽です。
緩めに曲げてから、曲げの足りない部分をさらに曲げていく作り方をしていたのですが、この方法だとライニングを折り易いのです。
逆に、きつ目に一気に曲げると、素直にライニングが曲がります。

一気に曲げても、極端に曲げ過ぎることはあまりなく(何となく遠慮するのだと思います)、割と丁度良い感じになります。
その後、微調整で、少しのばしてやると、速く・楽にあわせることができます。

但し、曲がり方が逆の部分は先にまげておかないと、やり辛いので注意。
一週間はこのままですが、曲げが戻っていなければ良いなと・・・・

この後は、未だ時間がありましたので、裏板の面出しをしていました。
こっちは、まだかかりそうです・・・

ここまでの工数:6人日。
※1人日は5人時


【その他】
箱閉じをすると言っていた、K村さんは横板の内側を仕上げるので一日終わっていました。
次週は箱閉じができるのでしょうか?
ラベルも作りなおすようですし、結果オーライ(?)なのではないでしょうか・・・

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