2010年2月13日土曜日

指板の修正やら・・・・(2010/2/13)

先週の授業はお休みしてしまったので、まだ、指板をやっています。

まずは、割れた部分の修正と、表面仕上げです。

(1) 状態の確認
まずは、状態を確認します。
表からパテ状のものを押し込んで修正するのですが、その方法でできそうかどうかの確認します。
今回の状態であれば、なんとかできそうです。
ついでに、節の部分も直します。

(2) 充填剤を作って塗り込む
黒檀のを削った粉と、ゼリー状の瞬間接着剤を混ぜてパテ状にしたものを塗りこみます。
奥まで入るように、しっかりと塗りこみます。
膠で練る場合もあるようですが、瞬間接着剤が磨いた後の感じが具合が良いそうです。
塗りこんだら、しっかりと固まるまで放置します。

(3) 磨きこみ
紙やすりの番手を、400番位から800番とあげて磨いていきます。
この時に、削り過ぎて形が変にならないように注意しながら行います。

(4) 完成
磨き終えたら完成です。
黒檀を曲げる時にバーナーで炙るのですが、その時に表面が荒くなってしまったのも奇麗になっています。



指板はもうこれ以上単独でできないので、バスバーの作成に移ります。
表板にあわせて、バスバーを削っていきます。
これが緻密な作業なので、時間がかかります・・・・

 

0 件のコメント: